ボーナスの使い道は「預貯金」や「投資」が上位!一方、全体の62.0%が今冬ボーナスで「転職を考える」と回答
回答者全体の614人に物価高騰による消費活動への影響を聞くと、「消極的になった派」が65.8%になり、内訳は「とても消極的になった」が19.7%、「消極的になった」が18.2%、「どちらかといえば消極的になった」が27.9%という結果に。
今冬ボーナス支給ありと回答した417人に今冬ボーナスの主な使い道を聞くと、「預貯金」が47.9%で最多となり、次いで「投資」が22.0%、「買い物」が19.4%で続いた。
今冬ボーナス支給ありと回答した417人に今冬ボーナスの貯金予定を聞くと、「ほぼ全額貯金」が39.6%、「半分以上を貯金」が30.4%と、「貯金派」は全体の70.0%を占めていた。
また今冬ボーナスの平均貯金額は40.0万円、中央値が30万円、最頻値が30万円となり、今冬ボーナスの平均支給額66.5万円に対して60.2%が貯金されることになるようだ。
回答者全体の614人に今冬ボーナスの有無や支給額を踏まえた転職意識を聞くと、転職を「考える派」が62.0%になり、内訳は「とても考える」が24.1%、「考える」が14.3%、「どちらかといえば考える」が23.6%であった。
同回答者に今冬ボーナスの納得度を聞くと、「納得できる派」が57.1%になり、内訳は「とても納得できる」が13.5%、「納得できる」が18.7%、「どちらかといえば納得できる」が24.9%という結果に。
■回答者自由記述コメント
今冬ボーナスの支給額を受け、2024年に転職を考える趣旨のコメントが顕著に見られた。
・夏も冬もボーナスをもらえなかった。来年はボーナスのある会社への転職を考えようと思います
・ボーナス額が去年より減ったので生活費のためにもボーナスがしっかり貰える所へ転職したい
・賃金を上げないならせめてボーナスをと思いましたが、期待額以下だったので転職を視野に入れます
・転職してボーナス支給も収入アップも期待できるなら、2024年は転職するのもいいかもしれない
・物価が上がるのだからボーナスぐらい欲しいと思うのが当たり前。もう我慢できないので転職します
調査概要
調査対象者:現在職を持つすべての社会人、JobQ Town(ジョブキュータウン)登録者
調査条件:全国 / 男女 / 20~50代
調査期間:2023年11月29日~12月4日
有効回答数:614人
調査方法:インターネット調査
関連情報
https://job-q.me/articles/15482
構成/Ara
800社17万3000人のAI行動分析でわかった「仕事の無駄」を絶つ超タイパ仕事術
「時短を意識して仕事を進めるためには、一日を通して計画的に準備することが大切です。仕事時間だけに意識を傾けるのではなく、働く前後の時間を有効に活用することも心がけましょう。精神を落ち着かせることや、リフレッシュのための時間を確保することで、仕事時間中の効率が高まり、結果的には時短につながります」と話すのは、ビジネスコンサルタントの越川慎司さん。複業・週休3日を実践しながら800社へ働き方改革のノウハウを提供し、24冊以上のビジネス書を執筆している、まさに仕事の達人だ。その越川氏がの新刊が刊行された。
働き方を見直すヒントが満載
同氏がこれまでに働き方改革を支援してきたのは800社以上にのぼる。クライアント企業の優秀なビジネスパーソンに見られる行動を分析して導き出した、業務の無駄を徹底的に省き、仕事のタイパ(タイムパフォーマンス)を高める方法を詳しく解説している。本の発売に先駆けて、その一部の内容を紹介したい。
同書は、第1章から第5章までの5部構成になっている。
第1章では、企業にはびこる無駄の数々について実証データをもとに紹介。「よかれと思って作ったページの81%が読まれない」「重要だと思っていた書類の88%は不要だった」など、どれも衝撃的な内容だ。日頃の仕事でいかに時間を浪費しているのか、思い知らされるに違いない。
第2章では、人間の思考傾向や行動原理について解説。「目の前の仕事に集中したくなる」「完璧を求めすぎると疲弊するだけ」といった思考回路を意識することにより、無駄を生じている様々な思い込みをやめるきっかけになるだろう。
第3章では、仕事の取捨選択を行なう際の〝見極め〟を伝授。「自分の目標から逆算して本当に必要な業務に注力する」「場合によっては念のための確認を省く」といった考え方を知ることで、在的には無駄だとわかってはいるもののやめられない業務を手放せるようになるはずだ。
第4章は、本書のメインテーマである〝タイパ〟を高めるための「無駄をやめられる35の秘策」を大公開! コミュニケーション、情報収集、アウトプット、タイムマネジメント、プレゼン、キャリアの形成といった6つのテーマごとに、具体的にどんなアクションを起こすことで無駄を省けるのかを、わかりやすく紹介する。35の秘策をすべて実践する必要はなく、真似できそうなところから始めてみても問題ない。
第5章は、成果を出し続けている企業の事例を挙げながら、組織としてタイパを高める習慣を指南。第4章までの内容と合わせて実践し、理想的な職場環境を構築してほしい。
なお、同書で紹介している〝超タイパ仕事術〟によって成果を上げているビジネスパーソンの実例も、コラムページで詳しく解説しており、多くのビジネスパーソンにとって働き方を見直す指針となるはずだ。
「この本を手に取って頂くような人は、仕事をがんばりすぎているはず。がんばりすぎずに無駄をやめましょう!」と、著者の越川慎司氏も話しており、書かれている内容は熱心に働くビジネスパーソンにやさしく寄り添うような内容ばかり。この本をきっかけに仕事の進め方を見直し、その分、浮いた時間をスキルアップやキャリアップに投資するといった、ウェルビーイングの実現につながる働き方を習得してみてはいかがだろう。