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コーヒー、水、健康飲料、サスティナビリティの視点で選びたくなる食品ブランド3選

2023.12.08

健康のためのドリンクもストローなしの地球に優しい選択を

腸活が流行る中、毎日のヨーグルトや発酵食品の摂取は定番化している。その商品選びも少しサスティナブルを意識してはいかがだろうか。

カゴメ株式会社は、2023年5月下旬からプラスチック使用量削減を目的に植物性乳酸菌はっ酵飲料「植物性乳酸菌 ラブレ」の全4品に貼付しているストローの廃止を行った。

これは2020年に制定された環境に配慮したプラスチックの利用に取り組む「カゴメプラスチック方針」に基づく取り組みだ。これまでにも一部の商品において、植物由来素材のプラスチックキャップやストローを利用したり、リサイクルPET素材を100%使用したペットボトルに切り替えたりするなど、プラスチックの使用を抑制してきた。

ストローをなくすことで、年間約 9,764万本のストローごみと、そのプラスチック使用量約28トンの削減につながる(同社2022年1-12月出荷実績より)という。

ストローがなくなると、ボトル上部のアルミのフタを手で開けて飲むことになる。そのため、形状や材質を開けやすく、飲みやすいよう改良した。

また、紙パック製品の一部には、飲用後の紙パックを分別し、たたんで減容化した消費者に対し、感謝を表したメッセージ「たたんでくれてありがとう」を容器に表示する仕掛けも作った。

同社の広報担当者によると、「本表示は2008年9月から200mlの紙パックで開始し、今では100ml、125mlの容器にも拡大。さらに本取り組みは他企業へも拡大しています。環境にやさしい商品を選択していただくことは、私たちが暮らす社会や環境のサスティナビリティにつながると考えています」

メッセージを目にした消費者からは「その一言で、とても幸せな気持ちになった」「横に描かれたマークもとても可愛く、癒されました」などの声が挙がっている。

「自然の恵みを活かした事業を展開する当社にとって、持続可能な地球環境は解決すべき重要な社会課題です。豊かな自然環境のもとで農業が持続的に営まれるよう、今後も石油から新たにつくられるプラスチックの使用量の削減等、環境に配慮した活動を進めてまいります」(広報担当者)

サスティナブルなアクションといっても、大げさに構えず、日々のちょっとした選択でいい。日々手にする商品について、メーカーからのメッセージをいかに真摯に、現実のものとして受け止められるかが問われている。

文/石原亜香利

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