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「自分で考える。だから楽しい」慶應義塾高校野球部・森林監督が考える強いチームの作り方

2024.01.06

高校野球への強い危機感。固定観念を疑え

 森林監督は、歴史を紡いできた高校野球は意義があり、価値のあるものだと思う一方で、そこに潜む慣習や取り組みに危機感を覚えるという。旧態依然とした風潮がまだまだ残る高校野球では、例えば「高校球児=坊主頭」という発想を持つ人が少なからずいる。そのイメージはここ数年で急速に和らぎ、髪型の自由な高校が増えてきたとはいえ、これまでの固定概念を完全に払拭するまでには至っていないのが現状だろう。無論、坊主頭が悪いという話ではない。個人やチームの考えや思いがあって、坊主頭で挑む学校があってもいい。要するに、「なぜ、坊主頭であるべきなのか」と疑問をもって自問自答をする中で、主体的な考えのもとで行動することが重要なのではないか。

「高校野球を通して、新しい姿、新たな可能性を示したい。今までとは違った多様な姿を示していきたい。大きな目標としてそういう思いがあったので、今年の夏、甲子園で多くの方にその姿を見ていただけたことはよかったと思っています。我々の姿をひとつのきっかけとして、多くの議論が生まれてくれればと思っています」

 森林監督は時代の変化や進化に順応しながら、これまでの「常識」にも挑み続けるのだ。

選手たちが「なりたい自分になる」ための伴走者でありたい

森林監督選手たちが「俺たちが主役だ」と思えることが大切と語る。

影響を受けた人・本

Person|坂本龍馬
「体制の改革や構築に邁進し、先を見る力と行動力に感銘を受けます。日本に新しい風を吹かせた姿に奮い立たされます」

Book|雑誌『致知』
スポーツや経済分野など各界各分野で活躍する人物の体験談から「人間学」を学ぶ月刊誌。選手間で感想を共有しあうなど、野球部でのミーティングにも活用している。

雑誌『致知』

取材・文/佐々木 亨

文/編集部

DIME1月号の特集は、トム・ホーバス、栗山英樹、森保一、フィリップ・ブラン、森林貴彦、名将に学ぶ「新時代のリーダー論」

2023年は企業の不祥事が頻発した。不正請求、不適切検査、データ改ざん……。問題が起きる背景のひとつに働き方の多様性やコミュニケーションの変化など、社会の移ろいに対応できないビジネスリーダーの姿があるかもしれない。
一方、スポーツに目を転じると日本の活躍が目覚ましい一年だった。アスリートの指導者たちは選手の能力をいかに引き出し、どうチームをまとめているのか。そのアプローチはビジネスの参考になるものばかり。チームを率いる際に必ず役立つ、新しいリーダーの手腕とは――。発売中のDIME1月号ではトム・ホーバス、栗山英樹、森保一、フィリップ・ブラン、慶應高校の森林貴彦など注目のリーダーたちのマネージメント手法を徹底分析、令和のリーダーに求められる新たな視点を解説しています。

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