韓国最新トレンドフード「キョチョン筆房(キョチョンピルバン)」を食レポ
翌日、まず向かったのは、今韓国で流行っているというトレンドのチキン店。
いくつになってもトレンドには敏感でいたいもの。ズムサタのMCとしても、普段から流行への関心は高くありたいと思っておりますので、胸をときめかせながらお店に向かいましたが、なんと入口が全く開きません。
押しても引いても、センサーらしきものも見当たらず……。
ここまで来て定休日かという最悪のシナリオが頭に浮かんだその時、
後ろから「ブラシ!ダウン!」という声が。
振り返ると現地の男性の方が、ブラシという犬に伏せを命じていたわけではなく我々に向かって言っています。なんと、入口横の壁に掛けられた大きな筆を下に引くことで扉が開く仕組みになっていたのです。なるほど、ブラシ(筆)をダウン(下げる)ということですね。
これが入り口……確かにわかりにくい
優しき韓国人の男性の方、この場を借りてお礼を言わせて下さい。どうか届きますように……。
さすが海外でトレンドの店は入店ですら高い壁あります。国内のコーヒーショップでも、カスタマイズのやり方やモバイルオーダーも出来ない私には太刀打ちできませんでした。情報番組のMCとして恥ずかしい限りです(笑)。
このお店では専用のマイブラシを持ち、卓上のソースに浸してチキンに塗って食べるというスタイルが話題となったようです。カリカリの衣に包まれたジューシーなチキンに、ソイソースやハチミツ、ホットソ―ス等を筆で塗る韓国のトレンドはどこか日本的。
また、自分の裁量で1口毎に味を変えられる為、これだという好きな味が見つかった時の嬉しさもひとしお。最後の1ピースまで一気に食べてしまいました! もし皆様が行くことがあれば、1番のお気に入りの食べ方を見つけてもらう為にも、無事に入店できることを願います(笑)。
ブラシ(画像左側)を使ってチキンにソースを塗る
韓国ドラマのロケ地も見どころたくさん
3日目のメインイベントは、大流行した韓国ドラマのロケ地を巡ること!
梨泰院と言えば、もう皆様お察しかと思いますが、梨泰院の街はどこを歩いても「あれ、あのシーンだよね」という場所が本当に多く、後輩と2人でセリフを言い合いながら、ひたすら写真を撮っていました。
ドラマ内で出てきた居酒屋には実際にドラマのメニューも再現されていて、
「酒の味はどうだ?」「甘いです」「今日一日が印象的だったってことだ」みたいなドラマセリフラリーを2人で飽きもせずに繰り返して韓国の夜を楽しんでいました。
それにしてもこんな先輩に付き合ってくれる後輩には感謝、感謝です。休みを合わせてくれて、食事も合わせてくれて、ドラマの再現までしてくれる。来年あたり理想の後輩ランキングトップ10入り間違いないでしょう。
ちなみに店員さんに聞くと、我々みたいな観光客は1日に何組もいらっしゃって、皆同じようにスンドゥブチゲを頼み、皆同じようなセリフを言うみたいです。
あの名シーンが撮影された梨泰院のお店
男二人でこの場所に行く梅澤アナ
梅澤流の長期休暇を満喫するコツは「オン/オフ」の切り替え
社会人の皆さんは休み期間中、会社メールの返信はどうしていますか?
休みの日ですから、会社メールを開かなくても良いはずです。日テレの先輩方も非常に優しく、必ずと言って良いほど、「返信は休み明けでいいですよ」とメールに書いてくれます。
ただ、そんな先輩の優しさを受け止められず、私は夏休みでもメールを返したい派です。先輩方すみません。
返さないで休み明けに一気に返そうとするとその日がメールの返信で終わってしまう恐れがあるので、返したい派というより、貯めたくない派なんです。その代わり、休日のメールの返信は起床後20分だけと決めています。メリハリは大切ですからね。
その方が旅行先のサウナの中でも、ご飯の帰り道でも、スッキリした頭で何となく次の仕事のイメージができるからです。
私は長期休暇の中でも、仕事のことを無理に忘れる必要はないと感じています。無理に忘れようとするとかえってストレスにもなりかねません。
頭の片隅に仕事用のマイルールを設けながらも、オン/オフを切り替えて全力で過ごすことが、充実したオフを楽しむ秘訣ではないでしょうか。
文/梅澤廉