【JAPAN MOBILITY SHOW 2023】スズキが「eVX」「eWX」「e EVERY CONCEPT」などワクワクを体感できるコンセプトカーを公開
2023.10.25■事業紹介などの展示内容
〔参考展示〕インドでのCBG事業(ワゴンR CBG車の展示)
スズキは、農村の活性化、持続可能な循環型社会の実現とモビリティの提供を組み合わせることにより、インドの発展に貢献できると考え、2022年よりCBG(Compressed Biomethane Gas:圧縮バイオメタンガス)事業に取り組んできた。ブース内では、5月に開催された「G7広島サミット(主要国首脳会議)」に合わせた展示イベントに出品したインド市場向けの「ワゴンR CBG車」の展示や、パネル・映像などでインドでのCBG事業の取り組みを紹介する。
〔参考展示〕湖西工場での水素燃料電池荷役運搬車の実証(パネル展示)
スズキは工場のカーボンニュートラル化において水素の活用を図っている。その一環として、2022年末より湖西工場で水素を燃料とした荷役運搬車の実証を行っている。この荷役運搬車は、太陽電池などの電力で作ったCO2フリー水素を燃料とした、燃料電池搭載の荷役運搬車で、本実証をブース内のパネルで紹介する。
〔参考展示〕軽トラ市を模した物販ブースと移動販売事業者向けサービス(アプリ)
ブース内に軽トラ市を模した特設コーナーを設け、軽トラック「スーパーキャリイ」の荷台でスズキグッズの販売を行う予定。現在開発中の「移動販売事業者向けサービス」について、サービスの第一弾であるスマートフォン用アプリを中心にモニターで紹介する。このアプリは移動販売に特化した予定管理などができ、ほかにも様々な機能をご紹介する予定。展示では、移動販売・キッチンカー事業の開業から運営までの課題を一気通貫でスズキがサポートし、事業者の「やりがい」に繋げるサービスを紹介する。
〔参考展示〕「空飛ぶクルマ」(SkyDriveとの協業)の展示
スズキは2023年6月にSkyDriveと「空飛ぶクルマ」の製造に向けた協力について、基本合意書を締結し、今後はスズキグループが静岡県内に保有する工場を活用して、2024年春ごろから「空飛ぶクルマ」の製造開始を目指す。ブース内では1/5サイズのスケールモデルを展示し、協業の取り組みについて紹介する。
その他:主催者プログラム「Tokyo Future Tour」内の次世代モビリティ試乗エリアで「KUPO」の試乗、「Out of KidZania in JMS」への出展などを予定している。
関連情報:https://www.suzuki.co.jp/
構成/土屋嘉久