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お菓子作りは科学!忙しいビジネスパーソンだからできる最高のマフィンの作り方

2023.10.15

バターの性質と初心者の陥りやすい6つの罠

――お菓子作り初心者、特に男性がやりがちな失敗事例を教えてください。

あいりおーさん いくつかあげてみましょう。

1)バターと全卵を室温に出しておく、これをせずに冷たいまま作業をすすめ分離させてしまう
→これは、パウンドケーキで起こりやすい失敗です。

2)冷たいバターを早く柔らかくしようとレンジで加熱して溶かしてしまった。
→溶けたバターは元の性質には戻らないので、注意しましょう。

新刊書「何度も作ってたどりついた あいりおーのお菓子」でもご紹介たバターの性質ですが、代表的な二つがあります。

ショートニング性・・・クリーム状のバターが生地中にフィルム状になって分散してサクサクとした食感になる(クッキーやタルト)

クリーミング性・・・バターと砂糖を撹拌して白っぽくなった時空気をたっぷり含み生地を膨らませる。(パウンドケーキ)

この二つの性質を知っておけば、美味しく、失敗無くお菓子作りが可能です。

他のポイントとしては、

3)さっくり混ぜる、切るように混ぜるのに失敗する。
→混ぜが足りなくてパサつく、キメが粗くなるなどの原因となります。また、ある程度しっかり混ぜる必要がある場合もあり、新刊書ではどんな状態になるまで混ぜるのか、わかりやすく目安を乗せています。

4)生クリームをボソボソにさせてしまう。
→ハンドミキサーで泡立て過ぎてしまう、ありがちな失敗例です。最後はホイッパーで様子を見ながら撹拌すると良いでしょう。

5)レシピに勝手にアレンジを加えて失敗してしまう。砂糖やバターが多いからと砂糖やバターを減らして作ってしまう。
→砂糖にはしっとりさせる保湿効果や、卵の気泡を安定させる、美味しそうな焼き色を付ける、日持ちを良くするなど様々な効果があります。まずはレシピ通り作るのが成功の秘訣です。

6)同じ型がないから違う容量の型でそのまま作ってしまう。
→焼き時間が変わってくるので、初心者には難しいかもしれません。

これらの失敗の中でも、一番多い失敗はバターと卵を分離させてしまうことと、冷たいバターをレンチンで溶かしてしまった、です。みなさんからの質問でも、一番多かった答えです。

失敗しない美味しいマフィンのレシピ紹介

――忙しいビジネスパーソンが休日、愛する家族にてづくりお菓子を振舞ってくれたら、どんなに幸せかと思います。家にある材料で、簡単にできて美味しいレシピを一つだけ紹介してください。

あいりおーさん マフィンが一番簡単で、インスタでも最も作ってくださった数が今のところ一番多いです。卵、牛乳は冷蔵庫から出しておく、バターとオイルは温めておくなど下準備は意外と大切です。アーモンドパウダーは常備している初心者さんはいらっしゃらないかもしれませんが、アーモンドパウダーがこのマフィンのコクとしっとり感、リッチ感を作り出しているのでスーパーでも売っているのでアーモンドパウダーはレシピ通り使っていただきたいです。

ワンボウルで材料を順にまぜていくだけ。やわらかくしたバターと卵でつくるよりも分離しにくく、作りやすいレシピです。オイルには溶かしバターを加えてコクと風味を出しています(バターをやめて米油60gにしてもOK)。ベリーを焼き込んでいるので、1~2日で食べきってください。

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