新型コロナにより大打撃を受けたショッピングセンター・モールなどの大型商業施設だが、実は最近、売り上げ回復基調が続いているという。
日本ショッピングセンター協会の発表によると、2022年に開業したショッピングセンターは36施設で、21年の24施設から大幅増加。今年は32施設が開業する見通しだ。
行動制限のない日常が訪れたことやインバウンド増により、徐々にコロナ禍前の売上に戻りつつある施設も見られるという。
参考:https://www.jcsc.or.jp/wpjcsc/wp-content/uploads/2022/12/kondankai2022winter_paper.pdf
苦境に直面した巷のショッピングセンター、だがそれらは時代の流れや消費者行動に合わせ、独自のアイデアで進化している。
もはや買い物だけを楽しむ場所ではなく、新たなサービスを生み出し、さらには地域色に富んだ体験を提供するなど幅広いニーズに応えるエンタテイメント施設に変わりつつあるのだ。
そこで今回は、去年から今年にかけて誕生した魅力満載のショッピングセンター・モールを紹介しながら、変わりゆく大型商業施設の底力と更なる展望を紐解いていこうと思う。