『Supernote A5X』の特徴
実際に使用した経験を通じて、私なりにこの製品の良い点と課題、向いている使用シーンについて述べていこう。
◆『Supernote A5X』の良い点
紙の感覚に近い書き心地:
『Supernote A5X』は、従来の電子ノートと比較して、紙の書き心地に驚くほど近い。ペンで記入した内容が画面に反映されるまでの若干の反応の遅さが最初は気になるかもしれないが、慣れるとそこまで書きづらさを感じなくなった。
手を画面の上に置いても問題なし:
画面はペン先の触れた部分だけを認識するため、手を画面に置いても支障がない点は書きやすさを損なわずに済んでいる。
To-Doリストが簡単にコピー&ペーストができる:
自分で作成したTo-Doリストを簡単にコピー&ペーストできるため、持ち越しの内容を書き写す手間が省くことができる。全体をコピー&ペーストしてしまい、終了したタスクを削除してしまえばいいのだ。
記入スペースの調整が容易:
もし書いている途中でスペースが不足した場合でも、書いた内容を移動・縮小して調節できるのはデジタルノートならではの利点だ。この点ばかりは紙のノートには真似できない点である。
Kindleの使い勝手は本家に匹敵:
『Supernote A5X』にはKindleが搭載されており、電子書籍リーダーとしても利用できるのだが、大画面で閲覧することができるので、図版を掲載している書籍やコミックの読書体験が格段に向上した。