ついに手に入れたソニー「WF-1000XM5」
待ちに待った9月1日、ソニー「WF-1000XM5」が到着した。パッケージから取り出すと、充電ケースがBOSEよりかなり小さい。BOSEのサイズで困ることはなかったが、小さい方がベターだ。イヤフォンの体積はソニーが気持ち小さいくらいか。ただし装着時の見た目は、明らかにソニーが小さい。SSからLまで4サイズがあるイヤーピースは、Mがマイサイズ。スマホのアプリ「Headphones」で装着状態をテストする機能があり、密閉されていると診断された。とはいえBOSEと比べるとやや緩い感があり、再度の紛失が少々不安になる。ソニーには「ヘッドホン ケアプランワイド」という年間3300円で片方紛失をカバーするサービスがあるが、対象はソニーストア購入製品のみなので加入できない。もっとも3300円では、入れても入らないが。ここは気をつけるしかない。
ドットが最右端で“外音取り込み20”とあるので、外音を最大に取り込むモードと思われる。もっと取り込める設定があるのだろうか? 取説は紙だった時代が懐かしい。
では使ってみよう。ノイズキャンセリングは、路上歩行でも電車移動でも全く不満はない。ソニー自ら“世界最高のノイズキャンセリング”と謳うだけのことはある。ただしBOSEであれAppleであれ、その時点で最新のハイエンドノイキャンを使ってきた僕が、新製品を耳にしてノイキャン性能に不満を覚えたことはない。難を言えば7月まで使っていたBOSEに比べて、“さすがに1年新しいソニーは上だ”とは思わなかった。ところが上の画像のように“走っている時はノイキャンはオンながら外音を取り込むモード”にしていながら、ジョギング中に後方から追い越してくる車の音に気づかずヒヤッとすることが数回あった。その車がたまたまハイブリッドやEVだった可能性もあるが、1年以上使ったBOSEではほとんど経験していない。安全性はともかく、性能はソニーが上かもしれない。いずれにせよ、ジョギングはガードレールのある歩道でするように心がけなくては。