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週6回以上の浴槽入浴で子どもの寝つきがよくなる可能性、バスクリンと東京都市大学の共同研究

2023.09.08

寝つきの良い子どもは浴槽入浴頻度が高い

図3. 子どもが就床して寝つく時間の分布(%)

図4. 寝つきの時間別の浴槽入浴頻度の分布(%)

0~5歳児における寝つきの実態は、入眠良好児(就床後寝つくまでの時間が20分以内)が55%、入眠不良児(就床後寝つくまでの時間が20分より長い)が45%だった(図3)。

0~1歳児までは、睡眠習慣が確立されていないため、年齢による要因が考えられる、本調査においても、入眠不良児が4歳児で有意に少なく、5歳児においても少ない傾向が得られており、成長とともに良い入眠リズムが確立していることが考えられる。

また、週6回以上の浴槽入浴実施者の割合は、入眠不良児と比較して入眠良好児で有意に多いことが示された(図4)。

まとめ〜子どもの寝つきを良くするには週6回以上の浴槽入浴を

寝つきの良い子どもの入浴習慣と睡眠習慣のうち、影響している因子を解析した。その結果、入眠良好児の特徴は、0歳児と比較して4歳児が多く、週6回以上の浴槽入浴実施者であり、入浴の湯温・浸水時間は、ぬるめで長い入浴法(39℃20分より長い)が多い傾向にあり、熱めで短い入浴法(41-42℃10分以内)が少ないことが示された。

また、就床時間帯では、21時の就床者が平均で、22時以降の就床者が少ないことも示されている。

このことから、子どもの寝つきには年齢が関与しているものの、入浴を起点として睡眠環境を整えることで、子どもの寝つきを良くする可能性があることが示された。

調査概要
調査期間/2021年1月
調査対象/0~5歳児の子どもを持つ保護者429名
調査方法/webによる自記式横断研究
調査項目/子どもと保護者の性・年齢、入浴習慣に関する項目(浴槽入浴頻度、入浴剤使用頻度、入浴の湯温・浸水時間)、浴槽入浴をすることで得られる子どもの心身の変化、睡眠に関する項目など

関連情報
https://www.bathclin.co.jp/

構成/清水眞希

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