相手から「拝受しました」と言われた場合は?
相手から「拝受しました」とメールで言われた場合、どうするのが適切なのだろうか。返信すべきなのか迷う方も多いと思う。
クライアントなどから言われた場合は、「ご丁寧にご連絡いただきありがとうございました」と返すのがベターだろう。
ただ、社内でのやり取りなら、社風にもよるが返信しなくて良い場合もある。「拝受しました」にもう一度返信すると、くどいと思われる可能性があるからだ。重要な事項なら返信した方が良いが、ちょっとした連絡ならわざわざ返信しなくて良いかもしれない。
ビジネスで使う敬語を学ぶには?
拝受のような意味が分かりにくい敬語は多くある。敬語は社会人なら知っておいて損はないものだが、どうやって敬語を学べば良いのか分からない人も多いはず。
拝受のようなビジネスで使う敬語を学ぶなら、次の3つの方法を取るのがおすすめだ。
- 敬語を学習できるアプリを使う
- 本を読む
- 研修やスクールで学ぶ
1つ1つの勉強方法の良い点・悪い点について詳しく解説していく。
敬語を学習できるアプリを使う
1つ目は敬語を学習できるアプリを使う方法だ。「敬語検定」「敬語力検定」など、スマホで敬語を勉強できるアプリはいくつかある。
アプリなら仕事の休み時間や待ち時間などにも手軽に勉強することができる。また、勉強する際にわざわざ本やノートを出す必要がないため、学習ハードルを下げることが可能だ。
ただし、アプリの説明を読むだけでは、どのような場面で敬語を使うべきなのか理解できない可能性はある。気になった敬語は、自分で検索して調べてみるなどしてみよう。
本を読む
2つ目は敬語関連の本を読む方法だ。
本なら敬語について体系的に勉強することができる。「1冊を理解する」という明確な目標があり、学習計画を立てやすいのもメリットだ。
また、本によっては「この敬語はどのシーンで使うべきか」や敬語の例文について、より詳しく解説されている場合もある。
本で学ぶデメリットは、勉強するのに本を一々開かないといけない点だ。学習のモチベーションが湧かない日は勉強をサボってしまいがちになる人もいる。
研修やスクールで学ぶ
3つ目は研修やスクールで学ぶ方法だ。
ビジネスマナーや敬語について学べる研修やスクールに参加する。講師の方に直接教えてもらえるため、学習効率が上がりやすいのがメリットだ。
もちろん、研修やスクールは受講料がかかる。営業職など、クライアントと話す機会が多く、敬語についてしっかり学びたい人にはおすすめできる。
まとめ
本記事では拝受の意味について解説した。最後に、拝受がどのようなビジネスシーンで使われることが多いのか、おさらいしよう。
- メールが来たとき
- 物が送られてきたとき
- 資料を読み終えたとき
拝受は目上の人から何かを受け取った際に使われることがほとんどだ。上司やクライアントに報告をする際にも使えるので、人によっては使いどころが多くある言葉だと思われる。ぜひ拝受の正しい意味を知って、使いこなせるようになってほしい。
構成/編集部