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ランニングに特化したAmazfitのスマートウォッチ「Cheetah」はスポーツ以外でも活用できる?

2023.08.02

外は連日の猛暑である。

この時期にスマートウォッチの性能を試すためにランニングするというのは、恐らく自殺行為だ。まぁ、賢明な人間のやることではない。しかし筆者は自慢ではないが「賢明な人間」などではなく、その上人一倍肥えた身体をライターという職業で維持しなければならない。

『Amazfit Cheetah』は、Amazfitブランドが発表したランニングウォッチである。今回はこの製品が筆者の手元に届いたので、ギラギラ輝く太陽の下でそのスペックを試してみよう。

オフラインマップ機能も搭載の「ランニングウォッチ」

Amazfitブランドのスマートウォッチは、本当に面白い。

ビジネスシーンからスマートカジュアル、そしてスポーツまでカバーできる製品をいくつも輩出している。その中でも特に筆者が感心したのは、Amazfit GTR 3 Proである。

極めてシンプルなデザイン設計だが、それ故に装着する場所を問わない。大きさや重量も、筆者の左手首にピッタリはまっている。その上で本格的なスポーツ測定機能も用意されているのだから、文句のつけようがない。

いや、敢えて文句をつけるなら「Amazfitブランドの製品はキャッシュレス決済ができない」という点か。が、実はこのあたりは日本の法律や金融機関の動向も絡んでくるため、決済対応NFCを搭載すればそれでいいという問題でもないのだ。

というわけで、「キャッシュレス決済は普段持ちのクレカか交通系ICカードがあるから問題ない」という人は、Amazfitこそがこの先長らくの相棒になる可能性がある。

そんなAmazfitがこの度発表したAmazfit Cheetah。

デュアルバンド円偏波GPSアンテナ技術で正確な位置情報を取得し、ランニングの道程を逐次記録してくれる……というものだが、何とこの製品は「オフラインマップ機能」というものが搭載されている。

事前にオンライン環境下でスマホアプリを使って地図を取り込み、それをAmazfit Cheetahに反映させる仕組みだ。この作業さえ済ませておけば、オフライン環境下であっても装着者の移動ルートをマッピングしてくれる。

ランニングの際、スマホを持ち出す必要はなくなるという意味でもある。

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