感動の夕陽を眺めたあとはお部屋でいただく夕食の時間
オーシャンテラスで感動の夕陽を眺めたあとは、待ちに待った夕食の時間です。ここ amaneは1泊2食付きの料金設定なのですが、あれっ、レストランのないフルキッチンのあるコンドミニアムタイプの宿ゆえに、食事はどうなるのか?と思うかもしれませんが、心配に及びません。17:30、18:00、18:30のスタート時間を選ぶのですが、時間になると、スタッフがカートで夕食をお部屋に運び、まずはエクスクルーシブに、テーブルセッティングを行ってくれるのです。フルキッチンは自炊のためではないのです。
紀乃国屋グループの宿は地元産あわびの踊り焼き!!が定番メニュー
今夜の夕食のメニューは、前菜がまぐろのカルパッチョ、サラダ、 amaneを始めとした南房総を拠点に趣異なる老舗高級旅館、リゾートホテル5軒を展開する紀乃国屋グループのこだわりでもある地元産のあわびの踊り焼き(全店でスタンダードメニューに組み込まれています!!)、自身で焼き上げるBBQメニューとなる牛肉、旬の野菜、炊き込みご飯(ひじき、タコ、小柱、三つ葉)、そしてあわびとともに amane自慢のキッチンで温めるブイヤベース(海老、アサリ、赤魚など)、デザートという、LUXURY meets ACTIVEに相応しい構成でした。
まずは、お部屋の冷蔵庫に入っていた、スペイン産のスパークリングワイン、カヴァを開け、乾杯。リクエストすれば、スタッフが栓を抜き、サービスしてくれます。
愛犬の宿泊料金には朝夕の愛犬用メニューが含まれる
ところで、誰に気遣うことなく、愛犬といっしょに食事を楽しめるのですが、テーブルの上が見やすいように、お部屋に高級カートが用意されているのも amaneならでは。しかし、ララとしては、ただ見ているだけじゃ・・・というところでしょう。でも、ララ、心配無用だよ。実は、体重10kgまでの小型犬が泊れる amaneの愛犬料金3000円には、豊富なペットアメニティの用意だけでなく、なんと朝夕2食の料理長が腕を振るった愛犬の食事が含まれていてるのです。実質、愛犬料金はほぼ無料!?というイメージでしょうか。
こうして、お部屋の冷蔵庫に入っていたスペインのスパークリングワイン(あっ、モエ・エ・シャンドンのハーフボトルもいっちゃいました・・・)とともに、LUXURY meets ACTIVEな美食を堪能したのでした。
amaneは夜のお散歩環境も文句なし
ボクたちもララもお腹いっぱい。で、腹こなし兼、夜のお散歩を兼ねて、amaneから漏れるやわらかい灯りと宵闇に包まれた外へ出ることに。併設されたドッグラン、あるいは、海沿いの道が選べる、愛犬のお散歩環境は文句なしと言っていいでしょう。
夜はオーシャンテラスで1杯やりながらリゾート気分に浸り尽くす
amaneは夜の過ごし方も自由自在、退屈という概念はありません。だって、お風呂につかり、お部屋で、テラスで1杯やるのもよし・・・ですが、夜11時まで滞在客なら自由に使えるオーシャンテラスで海風に吹かれ、寄せては返す波音のBGMを聴きながら、愛犬とともにオーシャンリゾート気分に浸りながら1杯やれるのが、amaneならではの夜の楽しみですよね。
というわけで、三菱自動車渾身のクロスオーバー軽であると同時に、間違いなく軽自動車最上のドッグフレンドリーカーと呼べるデリカD:5の弟分、「デリカミニ」の快適無比・安心感たっぷりのドライブで訪れた、オートキャンプ場でディキャンプを楽しみ、amaneの滞在に大満足できた1日が終わりました。
後編に続く
後編では、自称自動車評論犬!?歴10年のジャックラッセルのララによる犬目線での「デリカミニ」のドッグフレンドリーポイントを徹底解説するとともに、「デリカミニ」のスーパーハイト系軽自動車ならではのパッケージ、先進運転支援機能のマイパイロット(MI-PILOT)の詳細から、amaneの朝食、愛犬同伴NGの海に面したフラットルーム、さらに同行したデリカD:5についても紹介したいと思います。お楽しみに。
企画・構成・文/青山尚暉
写真/雪岡直樹