エコを重視するなら「植物から生まれたペーパータオル」
素材は、バガスパルプ50%と木材パルプ50%で、森林資源の持続可能な利用に寄与することをうたったペーパータオル。バガスとは、砂糖の製造時に残るサトウキビの繊維のことで、使い捨て容器など、最近よく目にする素材だ。
用途はパルプ100%のペーパータオルとまったく一緒。意外とゴワゴワ感は強くないし、吸水性も遜色なく150枚入りなので、素直におすすめできる。
■商品詳細
商品名:植物から生まれたペーパータオル
価格:110円
原産国:中国
材質:バガスパルプ・木材パルプ
商品サイズ:210mm ×230mm
種類:-
バガスなのに柔らかい「無漂白パルプ+バガス配合 キッチンペーパー」
これも、バガスパルプと木材パルプを素材にしているが、見た目の大きな違いとしてバガスの茶色が残っている。
特殊加工紙を用いているそうで、かなり柔らかいが、ザラザラした感じはある。色にこだわらないが、柔らかさ重視であれば、こちらがおすすめ。ただし、サイズはわずかに小さく、2枚重ねの60組なので、コスパは落ちる。
■商品詳細
商品名:無漂白パルプ+バガス配合 キッチンペーパー
価格:110円
原産国:日本
材質:バガスパルプ・木材パルプ
商品サイズ:197mm×229mm
種類:-
洗って再度使える「洗えるキッチンタオル」
パルプとポリプロピレンを原料とした不織布の製品で、洗って2~3回使えるという、他にはない特徴がある。ロール状と「POP UP(ポップアップ)タイプ」の2種類あり、ロール状のほうがサイズはやや大きく、枚数も60枚と多い(POP UPは30枚)。ただし、ロール状は220円であり、ホルダーがないと不便なシーンが多いので、一概にどちらがコスパがいいとは語れない。
「洗って2~3回使える」のはメリットに思えて実はくせ者。食器洗いの最終段階で水滴を取るのはよいが、ちょっとした汚れを拭いたものを、また洗って使いたいかというと、心理的抵抗はあるだろうから。
■商品詳細
商品名:洗える! キッチンタオル
価格:220円、POP UPタイプは110円
原産国:中国
材質:パルプ、ポリプロピレン
商品サイズ:275mm×240mm、POP UPタイプは200mm×240mm
種類:ロール、ポップアップ
写真・文/鈴木拓也