電通デジタルがOpenAIのAPIアカウントを社員に付与、全社的なChatGPTの利用を開始

業務への積極的な活用で社員全員によるオープンイノベーションを推進

電通デジタルは社員全員でのオープンイノベーションを目指して、OpenAI社が開発したAIチャットボット「ChatGPT」をはじめとしたAIツールを使用できるAPIアカウントを全社員に付与したことを発表した。

同社では、今回の全社員によるChatGPTを利用開始について次のようにコメントしている。

「これまでコピーや広告文の素案の作成など、エバンジェリストが中心となって使用していたOpenAIのAPIを、全社員が業務に活用できる環境を整え推進することで、業務効率化や最先端のAI技術を活用した効果的なソリューション提案力の全社的な底上げを目指します。

なお、当社では「ChatGPT」と最新の社内データベースが連動する独自の機能を開発しており、より正確で質問者の意図に則した回答を得られるようカスタマイズしています。それにより、全社員による容易かつ効率的な利用を可能にしています」

また、社内では効果的な使い方などのナレッジを社員全員で共有するプラットフォームの整備やAI活用に関する社内グランプリ開催など、AIへの知見や理解を深めながら、AIを全員が活用できる環境の構築と文化の醸成も推進していくという。

加えて、電通グループではAI利用ガイドラインを制定。全社員は事前に精読の上、ガイドラインに沿ったAI利用の徹底も掲げている。

関連情報
https://www.dentsudigital.co.jp/news/release/services/2023-0529-000093

構成／清水眞希

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構成／DIME編集部