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「キャパオーバー」とは?覚えておきたい言い換え表現とビジネスで使うべきでない相手

2023.05.21

普段何となく使っている言葉でも、相手との関係によってはそのまま口にできないフレーズがあるのではないでしょうか。

例えば「キャパオーバー」という言葉。「もうキャパオーバーで、これ以上は対応できません…!」というフレーズは近しい間柄なら使えても、目上の上司や取引先などに対しては、なかなか使えませんよね。

キャパオーバーな自分の状況をビジネスシーンで相手に伝えたい!そんなときはどう言い換えればよいか、説明していきます。

キャパオーバーの意味は、自分の処理能力の限界を超えた状態

 

そもそもキャパオーバーとは、どのような状態のことを指すのか確認しておきましょう。

キャパオーバーの「キャパ」とは英語のcapacity(キャパシティ)のこと。英語のcapacityとoverから成っています。

capacityには、受容力や収容力、物事を受け入れて処理する力といった意味があります(研究社 新英和中辞典より)。それらがオーバー(over)しているということは、キャパオーバーとは、自分の処理能力の限界を超えた状態ととらえることができるでしょう。ちなみに同じような状況を英語では「over capacity」と表現することから、キャパオーバーは和製英語であることがわかります。

キャパオーバーの言い換え。ビジネスシーンで使う場合

「自分の処理能力が追いついていない状態」であるキャパオーバーを、ビジネスシーンで言い換えると、次のように表現できます。

・対応が追いつかない
・手が回らない
・業務量が多すぎる
・限界 
など

言ったら失礼…?キャパオーバーを使わないほうがいい相手

キャパオーバーおよびその言い換え表現は、お客様や取引先には使わないほうがよいでしょう。お客様や取引先にとっては、あなたがキャパオーバーがあるかは関係ないためです。

「自分は今キャパオーバーなので、期日に間に合いません」「手が回らないので、いつものように細かなサポートをすることは難しいです」なんて言われても、困ってしまうだけでしょう。

自分がキャパオーバーであることを伝えるべきは社内の人。伝えることで、同僚からのフォローや上司による業務量の調整をお願いしましょう。

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