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海外事業好調で大躍進、ユニクロの業績が絶好調でも油断できない理由

2023.05.18

ユニクロを運営するファーストリテイリングが大躍進を遂げています。2023年8月期上半期の売上収益は前年同期間比20.4%増の1兆4,673億円、営業利益は同16.4%増の2,202億円となりました。営業利益率は15.0%。営業損失に陥る前のGapの2022年1月期の営業利益率4.8%と比較するとその稼ぐ力の強さが際立ちます。

通期の売上収益を前期比16.5%増の2兆6,800億円と予想しています。しばらくは2兆円台での足踏みが続いていましたが、頭一つ抜けました。

ポイントは、この特需とも言えるこの好調ぶりをキープできるかどうか。実は正念場を迎えています。

売上目標3兆円を射程圏内にとらえたユニクロ

■ファーストリテイリング業績推移

決算短信より

ファーストリテイリングの売上収益が2桁増となるのは、2兆円台に到達した2018年8月期以来。その後はコロナ禍で営業活動が制限され、流通も滞った影響で業績は停滞しました。

ファーストリテイリングは、2020年度に売上3兆円達成という目標を掲げていました。しばらくお預け状態が続いていましたが、とうとうそこに手が届きそうなところまで到達しています。

目下、成長に寄与しているのがユニクロの海外事業。2023年8月期上半期の売上収益は、前年同期間比27.3%増となる7,552億円となりました。その一方で、国内ユニクロ事業の売上収益は同11.9%増の4,951億円に留まっています。

決算説明資料より

今やファーストリテイリングの業績は海外なくして語ることはできません。

エネルギー不足で機能性の高い服に注目が集まった?

ユニクロは中国で863店舗(2023年2月末時点)を運営しています。海外店舗全体の55.9%を占める主力エリアです。しかし、中国は2022年12月までゼロコロナ政策を継続していた影響もあり、減収でした。大幅な増収となったのが、アメリカとヨーロッパ。ユニクロはアメリカで43、ヨーロッパ全体で117店舗を運営しています。

ファーストリテイリングは、この2つのエリアで主力となるヒートテックやダウンアウターなどの冬物衣料が好調だったと説明しています。

2022年の冬はロシアからの天然ガス供給が途絶え、世界的なエネルギー高に見舞われました。特にロシア依存が強かったヨーロッパは電気代がそれまでの2倍に跳ね上がる地域が出るなど、混乱をもたらしました。

ファーストリテイリングはそこまで言及していませんが、アメリカやヨーロッパでヒートテックが売れた背景には、エネルギー価格高騰によって機能的な衣服が求められたことがあると予想できます。

つまり、ヨーロッパを中心として機能性の高い服の特需が起こったのです。

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