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最低6時間は確保、大音量アラームはNG、覚えておきたい「睡眠の質」を上げる工夫

2023.05.04

梶本先生監修〜休日明けなどの不調や疲労を解消する正しい睡眠法

今回の調査では、睡眠不足や五月病などの連休明けの体調不良に多くの方が悩んでいることが判明した。そこで「不調や疲労を解消する正しい睡眠法」を睡眠専門家の梶本先生にまとめていただいた。

休日の「寝だめ」より平日の睡眠を大切に

睡眠負債は、休日に「寝だめ」をしたところでまとめて返済することはできません。睡眠負債を返済するには、睡眠時間を毎日少しずつ増やすことが大切です。睡眠時間は、最低6時間は確保しましょう。

どうしても、睡眠不足や疲れが溜まっているときは、休日に遅起きするのではなく、休日前夜に早寝するようにしましょう。休日の遅起きは、眠気を催す睡眠リズムを乱します。

30代はストレスに要注意。質の良い睡眠でストレス緩和を心がけたい

30代は、仕事や子育てに忙しくなることが多い年代。身体的あるいは物理的要因だけでなく精神面でもストレスを抱えやすいため、睡眠時間が短くなるだけでなく睡眠の質も悪化しやすい傾向にあります。30歳になれば無理は禁物。日ごろから慢性の睡眠不足に陥らないよう注意が必要です。

連休明けのからだのだるさに要注意。連休中も生活リズムをキープする

長期の休暇明けは、誰しもが通勤によるストレスや仕事のペースがつかみにくく、疲労を起こしやすいものです。さらに、休暇中は起床時刻が遅くなりやすく、サーカディアンリズムも乱れがちに。連休が明ける2日前から生活リズムを通常の時刻に戻し、自宅で休暇を過ごした方は散歩など適度な運動を取り入れるのが良いでしょう。

理想的な睡眠環境は「安全」「安心」「快適」。睡眠の質を上げるには睡眠環境を整えましょう。

寝汗をかくような蒸し暑い寝室では、脳の自律神経は睡眠中にも関わらず体温調節のため働き続けることになります。脳を回復させるどころか、むしろ疲労を貯めてしまうことにもなりかねません。エアコンなどうまく活用して、寝室環境を朝まで快適に制御しましょう。

入浴は湯温だけでなく浴室温湿度にも注意

GW連休中は夏に向けてダイエットしようと長時間入浴する方が増える傾向にあります。しかし、長風呂はダイエット効果がないだけでなく、むしろ、熱中症のリスクが高まります。湯温は40℃、入浴時間も10分程度で十分。

さらに、浴室は高温多湿のため、のぼせや熱中症を起こしやすい環境。ユニットバスでは、「換気」「涼風」機能を活用して浴室温度を快適に保ちましょう。

監修/東京疲労・睡眠クリニック院長・医師・医学博士 梶本修身先生
大阪外国語大学(大阪大学)保健管理センター准教授、大阪市立大学大学院医学研究科疲労医学講座特任教授等を歴任。産官学連携「疲労定量化および抗疲労食薬開発プロジェクト」では統括責任者を務める。著書「すべての疲労は脳が原因I・II・III」は累計20万部を突破するベストセラー。

調査概要
調査名/熱と暮らし通信 疲労と睡眠に関する意識調査
調査時期/2023年4月15日~16日
調査方法/インターネット調査
対象者/20~69歳、男女、全国 在宅勤務が選択可能なフルタイム正社員計1000名

関連情報
https://www.rinnai.co.jp/releases/2023/0428/

構成/清水眞希

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