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4年ぶりに開催されたカメラの祭典「CP+2023」、メーカー各社のイチオシ製品をチェック

2023.03.10

OMデジタルは全てのレンズでデータお持ち帰りOK

OLYMPUSからOMデジタルソリューションズとなってから、初のCP+出展ということで、OM SYSTEMのレンズ群の小型軽量で高性能ぶりをアピール。全ての交換レンズの試写が可能で、持参したSDカードにデータを保存してお持ち帰りもできるという。遂に姿を現した「M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO」は会場で人気があっただけでなく、発売前から予約が殺到して供給不足になることがアナウンスされていた。ブース内にはライブコンポジットの体験コーナーなどもあり、OM SYSTEMの魅力を具体的に体験できる良く出来たブースという印象を受けた。

黒を基調としたシックなOM SYSTEMのブース。派手さはないが内容の濃い展示だった

人気のマクロレンズ90mm F3.5は発売前から品不足だという。手ブレ補正が強力でマクロなのに手持ちでも撮れそう

FUJIFILMは最新Xシリーズのタッチ&トライコーナーに複数のモデルを配置して華やかな印象だった

「X-T5」の撮影体験コーナーは撮影データのお持ち帰りに対応、早速、撮らせてもらった

「X-T5」の標準ズームで撮影した作例。さすがに肌色の発色が美しい。暗部の階調性も良かった
FUJIFILM X-T5 XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS 1/125sec F4 ISO250

PanasonicブースはLUMIX「S5II」と「GH6」推し。本格的にモデル撮影ができる「S5IIモデルシューティング」が人気だった

像面位相差AF採用の「S5II」と「S5」によるAFの比較デモもおこなわれ、その進化を実感できた

TAMRON vs SIGMAの交換レンズ対決

交換レンズメーカーで目立っていたのがTAMRONブースのねぶたである。同社の生産工場が青森にあることから、山車提灯が展示された。注目の参考展示は「11-20mm F/2.8 Di III-A RXD」(Model B060)富士フイルムXマウント用である。開放絞り値F2.8の通しで16.5mmから30mm相当の超広角ズームで軽い。ソニーEマウント用は発売中でXマウント用が春頃に登場予定。そして、野鳥撮影に欠かせないのが、こちらもXマウントとEマウント用の「150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXD (Model A057)」である。手持ちで750mmが使える超望遠ズームだ。

これに対してSIGMAにもソニーEマウントとLマウント用の「150-600mm F5-6.3 DG DN OS Sports」がある。そして、新製品の「SIGMA 60-600mm F4.5-6.3 DG DN OS Sports」が控えている。単焦点レンズとしてはZマウントの3本も参考展示されていた。

ケンコートキナーはMFで小型軽量のAPS-C用反射望遠レンズを300mm、600mm、900mmと用意した。600mmで900mm相当なら野鳥撮影に最適だが、MFでどこまでいけるのか気になるところだ。

インパクト抜群のタムロンブース。自分のカメラに合うタムロンレンズの貸し出しサービスもおこなわれた

TAMRONのXマウント用の11-20mm F2.8も参考展示された。明るい超広角ズームと注目の1本だ

こちらもTAMRONのXマウント用の150-500mmも重さ2kgを切る軽量な超望遠ズームなのだ

SIGMAの新製品60-600mmはさすがに重量級Eマウントで約2.5kgと2kg超えになる

SIGMAは16mmF1.4、30mmF1.4、56mmF1.4の3本のZマウントレンズを参考展示

450mm相当の300mm反射望遠レンズは超望遠レンズには見えないほど小型軽量。ホットシューに付いているのはトキナーのカメラ用外付けファインダー。こちらもクリアーで高剛性、これは欲しい

ケンコートキナーの反射望遠レンズは600mmでも驚くほどコンパクトだった

中華三脚メーカーも新製品を投入

ハイコスパで高性能な三脚を供給するLeofotoは中華製品のイメージを一新させる破壊力あるブランドだ。カーボン三脚が主力だが、雲台も高品質で私も愛用中だ。CP+前日に届いたという新製品が手書きのタグで紹介されていた。φ28mmとφ25mmのカーボン三脚のセンターポールの断面が丸でなくY型のモデルだ。ブツ撮りに欠かせない人気のギア雲台「G4」より一回り小さな「G3」も展示されていた。

今回初展示となったKANIフィルターのブースでは、同社のフィルターを使って試写できるコーナーにモデルが登場して盛り上がった。様々な交換レンズに対応できる角型フィルターはコスパ的にも優れており、2枚重ねて使えるなどメリットが多い。

CP+2023で初お目見えとなったカーボン三脚「LY-284C+LH30」と「LY-254C+LH30」

センターポールがY型で、三脚の脚をたたんだときにより密着してスリムに収納できる仕組みだ

「G4」よりもコンパクト化されたギア雲台「G3」も3月中に発売予定。これは衝動買いしそう

KANIフィルターで人気なのが「チョコレートノスタルジア No.2」。色合いだけでなく描写も柔らかく変化する

KANIブースの撮影コーナーにてモデル撮影。まずフィルターを使わずに撮った

「チョコレートノスタルジア No.2」を使うと暖色系の色になり、所々、流れたような描写になる

写真・文/ゴン川野

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