『オシャレに作ってもよろし!』
ヨーグルトの酸味とのりたまの旨味が、一口目からいきなりジンソーダに合う!
さらにポテトチップの脂のおいしさ。そして、しらす干しの魚介の風味が一足遅れて口の中で炸裂。グイグイ呑みたくなってくる。
それだけじけゃない。最初は砕けてもパリッとしていたポテトチップが、時間とともにヨーグルトの水分で、ヘニョっとなって味わいが変わる『自然味変』も楽しめる。
もし、塩分がいま一つと思ったら、のりたまを追加。そこらは自由にやっていただきたい。
ま、一人で呑む時には作った容器でそのまま食べるのが一番ですが、お客さんがきた時に、シャレた料理として出すバージョンもお伝えしておきましょう。
皿にポテトチップをこんもり盛って、ヨーグルト、しらす干、のりたまの順に上からかけていく。で、混ぜながら食べていく。もしあれば、キュウリなんかを周りに飾ると、お洒落度もアップ。
↑お洒落度アップではありますが、キュウリを並べる以外、手間はまったく同じ。洗い物の数も同じだ!
最後の最後のダメ押し情報。この『妄想フィッシュ&チップス』。冗談抜きでサンドイッチの具にしてもウマイ! これは作ってから「もしや?」と思ってやってみたら、本当にうまかったんで、今ここに書かざるをえない!
↑トーストに盛ると賛否両論のルックスがまったく違和感のないペーストに見えてくる不思議。
次回は若干ステップアップして、包丁くらいは使った料理にするか? しないか? 今から思案中。
文/カーツさとう
コラムニスト。グルメ、旅、エアライン、サブカル、サウナ、ネコ、釣りなど幅広いジャンルに精通しており、新聞、雑誌、ラジオなどで活躍中。独特の文体でファンも多い。