『今回の調理時間はリアルに30秒です』
連載1回目だから特に簡単な料理にしましたよ~。なにしろ火も包丁も使わないすから。
で、使う食材は『ポテトチップ』『無糖ヨーグルト』『しらす干』『のりたま』、以上。
『フィッシュ&チップス』という単語聞いた、何も知らない日本人だったら『チップス』と聞いて、「ポテトチップは入ってんじゃないの?」と妄想するだろうし、『フィッシュ』と聞いたら、なんか魚介類入ってんだろ? と妄想するだろうという食材でございます。
↑全てどこでも売ってるようなヤツ。ポテトチップも無糖ヨーグルトもどんな銘柄でもいい。その日、その店で一番安いの買えばいい。しらす干も『釜揚げしらす』でも、いわゆるこの手のしらすならば、生でなければな~んでもOK。まぁのりたまは丸美屋しかないけど。
で、ボールでもお茶碗でも丼でもいいから、そこにこれら材料を次に書く量“くらい”を目分量で入れてく。
あ、料理の材料の量を何グラムだとか何CCだとか、大さじ一杯だとか書いてある料理サイトとかあるけど、普段料理をしない、ましてや独り暮らしの男が、料理の用のハカリだ、計量カップだ、計量スプーンだのを持ってるかっつ~の。
この連載はそういう持ってない人の為の連載だから。誰でもわかる量で、誰でも持ってるだろう道具使って作れるようになっとります。計量スプーンだって買ったらタダじゃないんだから、無駄な出費してどうすんだよ、バカ。
「そんな出費するくらいだったら、酒買うわ!」と思ってしまう、愛すべき同士の為の連載ですよ。
で、以下が誰にでもわかる分量。
○ポテトチップをふたつかみ(10枚くらい)。
○無糖ヨーグルトをティースプーンで山盛り3杯。
○しらす干をティースプーンで山盛り2杯。
○のりたまをティースプーンですりきれ2杯。
↑まぁこんな感じに材料を入れます。写真ではボールに入れましたが、容器はなんでもよろしい。
で、これらを量計るのに使ったティースプーンで、全体が混ざる程度に軽く混ぜる。混ざったらトッピング感覚で、のりたまを駄目押しでひとつまみ振りかける。以上でもう完成!
↑どうだ、ある意味、賛否両論の見た目だろ!
で、ボールでも丼でも茶碗でも、この混ぜた容器でそのまんま、混ぜたスプーンですくって食べちまえ!
一人で呑むのに食器なんてどうでもいいでしょ? おかけで洗い物は容器とスプーンだけ。もっと簡単にしたけりゃ、深さのある使い捨ての紙皿と使い捨てのスプーンで作れば、洗い物は皆無! 実はこの使い捨て容器で作るのが一番オススメではある。
そして賛否両論の見た目にも関わらず、その味は…。