この酒に高速一瞬!カーツさとうのツマミ教室 第一発目「妄想フィッシュ&チップス」
物価は高いわ、コロナで気の利いた酒場も少なくなるわ……。
「家呑みが増えましたよ」
そんな酒好きの声が世界中から聞こえているッ!! そんな声をお応えすべく、家呑みにサクッと作れる酒のツマミを紹介する連載が始まりました!
その連載趣旨を、この初回に箇条書きしておく。
○今注目の酒に合ったツマミを作る。
○どこでも売ってる食材で作れる。
○料理作ったことなくても簡単にすぐ作れる。
そして次が一番重要!
○後片付けが死ぬほど簡単。
だってイヤでしょ、酒呑んでいい気分になった後に、そのいい気分を打ち消すかのような洗い物をしなきゃいけないというシビアな現実。そんなもなぁ~少なけりゃ少ないほどいいに決まってんじゃん。
スーパーの調理済み惣菜で呑むのもいいけど、それもご時世的に安くないしさ。簡単に作れる料理でも自分で作った料理で呑むと、酒の旨さが3倍になるからね。
以上で連載初回の前書き終了! さっそく本題突入。
今回、呑む酒はコレにいたしました。
サントリーの『翠ジンソーダ』!
↑『翠』っていう時は、一文字で『カワセミ』とも読むのね。さっきワープロソフトで入力した時に初めて知った。缶の『翠』の時にカワセミらしき鳥がとまってるのは、それでだったのね。
テレビのCMでも、居酒屋のメニューでも、酒屋の冷蔵庫でもちょくちょく見かけるジャパーニズジンのソーダ割りにした缶!
和風テイストなボタニカルが適度に効いていて、どんな料理でも合う酒ですが、ジンといえばイギリス。イギリスでツマミといえば『フィッシュ&チップス』。白身魚とジャガイモをフリッターにしてビネガーかけて喰うロンドンのパブの定番ですよ。
しかし翠はジャパニーズジンですから、今回の高速一瞬ツマミは、もし『フィッシュ&チップス』という料理になんの予備知識もない日本人が『フィッシュ&チップス』という単語だけを聞いて、
「『フィッシュ&チップス』って、こんな料理ですか?」
と、勝手に妄想して作った料理というコンセプト。そのコンセプトで『翠ジンソーダ』が、ますますうまく呑めるツマミを考えた!!
その名も『妄想フィッシュ&チップス』だ!