より積極的に映像を生かすなら「スペースプレーヤー」
ここまでバイオシャドーのさり気ない光と影の演出ですっかり心地よくなってしまいましたが、ここ「BSP-LAB(ビーエスピーラボ)」では、映像を鮮明に映し出す「スペースプレーヤー(Space Player)」の演出も確認できます。
同機には2種類の明るさが用意されていて、1000lm(ルーメン)と2000lmのタイプとなります。下の画像の中の景色を映し出した映像のうち、上が2000lm、下が1000lmとなっており、精細感に違いが見られます。
このスペースプレーヤーはおよそ100インチ程度のサイズなら無理なく映し出せるそう。
また、複数台を組み合わせて、まるで映写した明かりと明かりの間を物体が移動するかのような投影も得意。下の画像のように鯉の影が遊泳するような映像を通路に投影すことで、通行する方をさり気なく誘導する……といった使い方にも適しているそうです。
さらに、砂と組み合わせて波打ち際をイメージさせたり……
住宅のモックアップと組み合わせて、利用イメージを具体的にしたり……
白黒の絵をカラフルに映し出すというユニークな映像演出も可能にします。これは、投影面のゆがみ補正機能に優れているスペースプレーヤーの真骨頂といったところでしょうか。
驚いたのは、鏡を向かい合わせた通路での演出です。
せせらぎ流れる森の映像を連続的に映し出したり……
ラインアートの映像を動かすことで幾何学的なフロアにするといった演出は、多くの通行者を驚かせ、楽しませてくれるはずです。
もちろんこの鏡にバイオシャドーを映し出してもOK。楽しい空間演出ができます。