男性更年期障害予備軍をセルフチェックできる「L世代診断」
人に相談するのははばかられるという人も多いだろう。その場合には、まずセルフチェックをしてみるのもいいのではないだろうか。先日、医療法人社団青十字会 日比谷国際クリニックは、一般社団法人1UP学会の監修のもと、「L世代診断」を公開した。
「L世代」とは、「テストステロンが低い=LOW世代」の意味。テストステロンの低下が起因すると考えられるさまざまな症状がある男性、また人間関係や仕事環境のストレスなど、テストステロンが低下しやすい要因を抱える男性を“男性更年期障害予備軍”として「L世代」と名付けている。
診断では、仕事面、趣味および生活環境、身体・心理面の3つのカテゴリにわたって合計11問の問いがあり、該当するものにチェックをつけて「診断結果を見る」を押すだけで手軽に診断できる。
テストステロンに関するさまざまな情報や解説を一読した後、メンズヘルス外来、泌尿器科等の医療機関を受診して血液検査をして、テストステロンを測定してもらうのが第一歩。まずは自覚から始めてみるのもいいのではないだろうか。
男性更年期障害と一口に言っても、個人差が大きく、また、その悩みも複雑だ。いま抱えている悩みは、ぜひ我慢をせず、何かしらの方法で対処しよう。
【取材協力】
Dr.Black AGA クリニック
エーファクトリー「更年期障害オンラインカウンセリング」
「L世代診断」
【調査出典】
ツムラ「男性の更年期に関するイメージと実態調査」
取材・文/石原亜香利