祭りのように屋台が立ち並び活気あふれるナイトマーケット©Jodd Fairs
タイ観光の目玉の1つだったナイトマーケット(夜市)。皆さんもバンコクに来られて訪れたことがあるのではないでしょうか?
ところが、コロナ禍でそのほとんどがクローズ……大丈夫、ガッカリしないでください。パンデミックの収束を受け、バンコク市内のあちらこちらにナイトマーケットが復活しているのです!それも、より楽しくなって!新たなナイトマーケットの戦略をチェックします。
アメリカン・レトロの雰囲気なマーケット
百聞は一見に如かず、まずはその一例をご覧ください。
今回のナイトマーケット再開の動きの中、早い時期(2021年11月)にオープンしたのが『ジョッド・フェアズ』。市内中心部のラチャダーピセーク通りにあります。
ショッピングモールやオフィスビルが立ち並ぶエリアです。料理からスイーツ、飲み物、洋服、小物など約500もの店が集まっていて、平日には8千人、週末には1万人以上が訪れます。
このマーケット、テーマとして“古き良きアメリカ”のレトロ感を打ち出しています。クラシックカーが展示されていたり、ダイナー風のキッチンカーがあったり、サーフボードを屋台の前に並べていたり。
タイの若者たちの間にノスタルジーブームがあって、そういった時代の雰囲気が人気だからです。