精度を高めるため、3日連続で使用する必要あり
実際に使ってみると、ひと晩装着しただけでは評価をしてくれないというところがまた面白い。連続3日間装着することでようやく睡眠の評価をしてくれるところが、もどかしくもあり信頼できるところでもあります。
三日三晩装着すると、ようやくこのように評価がでます。この日は睡眠時間は通常通り、自律神経などは整っている、という評価でした。睡眠直前まで飲酒をしていると、自律神経が乱れるせいか、睡眠時間が長くても評価が下がることもあります。評価軸が2つあることで、睡眠の質を高めることもしやすくなります。
7日ほど装着すると、連動したスマホアプリにこのような表示がされます。日々の活動量と入眠時間をスマートウォッチが記録して、その日の最適な入眠時間を教えてくれます。長く使い続けることで、データが蓄積されて精度が高まっていくようです。
この詳細な睡眠計測の要になっているのが、ケース背面の心拍センサーです。異なる波長を組み合わせた10個のLEDに加えて、4つの光検出器を採用。手首の深いところまで光の透過を高めています。昔から「心拍のポラール」と言われるブランドですが、その言葉を裏付けるような精度をもって、心拍の揺らぎまでも正確に計測します。
“呼吸”エクササイズで睡眠の質を高める
もし気持ちが高ぶって眠れそうにない、という時には「Serene(セレネ)」という呼吸エクササイズも準備されています。
ガイダンスに従って、吸って吐いてを繰り返すと心拍数も落ち着き、自律神経も整えられます。2分~20分まで時間は自由に決められますが、2分でもかなりリラックス効果が感じられるエクササイズです。