感謝の思いを込めて手土産を持参するなら
職場復帰の挨拶をする際、手土産を持参するケースもあります。手土産の持参は必ずしも必要なわけではありませんが、感謝の気持ちを伝える上で有効な手段といえるでしょう。育休復帰の挨拶で手土産を持参するときのポイントを解説します。
職場への手土産は個包装したお菓子がおすすめ
育休復帰の挨拶の際に手土産を持参するなら、個包装のお菓子がおすすめです。中身に手を触れずに配れるので、衛生面を気にせずに済みます。
手を汚さずにさっと食べられ、もらった直後に食べてもすぐに仕事に戻れるのも、職場に持参する場合に個包装のお菓子が向いている理由の一つです。
具体的には、賞味期限が長いクッキー・マドレーヌ・フィナンシェなどが適しています。日持ちがしない生菓子は、同僚たちにお菓子を配り終えるまでに傷んでしまう可能性があるので、避けたほうが無難です。日持ちのする焼き菓子なら、賞味期限を気にせずに持参できます。
菓子折りとは
現在は外箱に包まれた進物用のお菓子のことを意味します。元々、薄く削った木を折り曲げて作る折り箱を、お寿司やお弁当、お菓子などの容器として古くから使っていました。お菓子が高級品として重宝されていた頃の名残りです。
今でも、木箱に包まれたお菓子などの進物が扱われています。
業務の邪魔にならないように渡そう
手土産を渡すタイミングは、社内のルールや上司の指示に従うのが基本です。指示やルールがない場合には、仕事の妨げにならないタイミングで渡すようにしましょう。
具体的には休憩時に渡すのがベストです。これから本格的に業務が始まる朝礼後は、外回りに行く人がいたり、顧客対応に追われる人がいたりと、お菓子を配布する時間はありません。
また終業後は子どものお迎えがあるため、手土産を配る余裕はないでしょう。同僚たちが休憩しているランチタイムなら、焦らずにお菓子を配布できます。
個別に渡せなかった場合には、メッセージを添えてデスクに置いたり、給湯室に設置して自由に持っていけるように工夫したりするのがおすすめです。
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構成/編集部