四柱推命は個人のどこまでが解かるのか。そしてそれをどう活用すべきなのか
四柱推命では、その人の本来の性格・強み・判断基準・適職・婚期など、様々なことが分かります。もちろんそれらを活かす方法や、なぜ現状が上手くいっていないのか、生きづらいのかも分かります。そのため、具体的にどのようにしていけば本来の自分を発揮して、仕事運・金運・対人関係運・恋愛結婚運などを上げていけるのかという対策も導き出すことができます。
自分自身の性質だけでなく、運気の流れも、年・月・日それぞれと、10年ごとの社会運まで分かります。生年月日が分かれば他人やペットや法人や団体を観ることもできますので、活用方法は多岐にわたります。四柱推命を活かすために基本は、まずは“どんなビジョンを描くのか”というゴールを決めることです。ゴールが分からなければ、そこに向かうための道筋・計画・戦略の立てようがないからです。
ここで注意して頂きたいのは、『勝手に上限や限界を決めないこと』です。「私にはこれはムリ」「現状がこうだから、この程度でいいかな」などと制限をかけた時点で、それ以上になることは決してありません。すべての囚われ・枠をとっぱらって、「どんな人生になったら最高なのか」を想像してみましょう。
例えば、月収100万円を理想としている人はいますが、「現状プラス10万円でも稼げれば良いかな」と思っている人も少なくありません。それは現状のその人の価値観や考え方で考えているからそういう結論を出してしまうだけであって、世の中にそれくらい稼いでいる人は星の数ほどいますし、実際、本当に簡単なことなのです。
理想を明確にしたら、そうなるために、資質や運気をどのように活かしていけば良いのかを、四柱推命の結果と照らし合わせて、具体的な対策を導き出しましょう。あとはそれを実行するだけです。具体的なアクションを今日起こせば、あなたの人生は、今日から変わり始めます。
文/星 絢
ほし・けん。(株)地球人 取締役。(社)日本占道協会 認定師範。1981年2月4日生まれ。青森県出身。高校卒業後に上京し、20代の頃から起業を志すも、幾度となく失敗。20代最後に人生の方向性を見失い、半年間箱根に住み込みながら生き方を探求。500万円の借金も返済不可能となり債務整理を経験。その後、人生をかけたコミュニティ事業も低迷しているときに四柱推命の師である鳥海伯萃先生と出会い、占いの勉強を始め、今は、無借金・年商3000万円にまで会社を成長させ、四柱推命鑑定師・講師の養成を主軸としながら、より多くの人や世の中を更に豊かにしていくことを追求している。著者に「占い起業のはじめ方、成功の技術」(彩流社)がある。http://suimei.hpjt.biz/blog/