d払いのポイント還元率を高める例
引用元:NTTドコモ
例えばd払いの場合は、d払いの支払い方法にdカードを設定すると、ポイント還元率が上がる(+1.0%)。これに付与されるdポイントに対応した店舗であれば、dポイントカードを提示(+1.0%)すると、ポイント還元率が最大の2.5%になる。店舗によってはdポイントカードに対応してない場合もある。その場合は1.5%が最大となる。
同じように、PayPayはPayPayカードでのチャージで、楽天ペイは楽天カードでそれぞれチャージするとポイント還元率が高くなる。
キャンペーンやクーポンの情報は決済アプリ内で得る
ポイント還元率アップやキャンペーンの情報は、決済アプリの中で入手できる場合がほとんど。例えばPayPayの場合は「クーポン」として、対応する店舗ごとに還元率アップや追加ポイント付与の情報が手に入る。また2022年9月には、自治体と協力したキャッシュレス決済キャンペーンによって、20%ポイント還元策を行なうなど、見逃せないキャンペーンも多い。
ポイント還元施策の改悪が相次ぐ中、QR/バーコード決済の普及は続くのか?
対応するクレジットカードとの組み合わせによって高還元率を実現できるコード決済だが、d払いは2022年12月10日から、au PAYでは12月1日から、それぞれ還元施策が改悪になってしまう。それぞれの詳細を以下にまとめる。
引用元:NTTドコモ
現状ではd払い時のdカード決済で1%還元だったポイント付与率が、0.5%へとダウンしてしまう。d払いの基本還元率と合わせた場合、1.5%還元が1.0%還元となる計算に。
au PAY カードでau PAYにチャージした時のポイント付与が消滅
引用元:auフィナンシャルサービス
現状ではau PAYカードでau PAYにチャージした場合1%のPontaポイントが付与されていたが、2022年12月からその付与が無くなる。au PAYゴールドカードでは、同チャージが2%のポイント付与が1%に減額になる。ちなみに、au PAYゴールドカードでは年会費が11,000円(税込)でかかる。
キャンペーン等との組み合わせで高還元率を実現し、利用者を拡大してきたコード決済サービスは、改悪によってどの程度の利用者が離反するのだろうか。
これを食い止めるために、新たな還元施策を打ち出すかもしれないが、施策が増えるにつれ、クレジットカードや交通系ICなどの他のキャッシュレス決済に比べて、複雑度が高くなっていくようにも見える。
スマホを差し出すだけという手軽さの裏に、面倒な手順ありという滑稽な決済サービスにならないことを願いたい。
取材・文/久我吉史
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