理想の喫煙ホールと呑ませる味
さすがにツマミを小鉢一個ってのも気が引けるんで、いきなりそのネーミングに男らしさがほとばしる『豚太刀(ぶたち)』というのを頼んでみました。
なにしろ価格の所にこう書いてある『1太刀/440円』。『特製辛みその豚串焼き』と説明があるんで、串焼きなんだろうけど『1串/440円』じゃなくて『1太刀/440円』!!
「一体どんな太刀なんだ?」と、そりゃあ頼みたくもなるでしょうよ。
そして名物の玉子焼到着。オレ、てっきりお寿司屋さんとかの、甘みの強い玉子焼を想像してたんだけど、そういう甘みはほとんどないタイプの厚焼き玉子。紅葉おろしも添えられてまして、これは酒の肴になる。
2杯目からはホッピー(セット430円・ナカ210円)にして、ふと気付いた。
この店、タバコ吸えるんだろうか?別に吸えないんなら、吸えないんでもいいんだけど、店も大きいんで、どこか喫煙場所が別にあったりするんじゃないか?と思って店員さんに聞いてみた。すると!
「あ、最初に伺っておけばよかった、すいません!」
と別の部屋に案内された。そこは他の部屋とはしっかり戸で仕切られた、4人がけのテーブルが8つほどある喫煙客専用のホール!
タバコを吸う人も吸わない人も、これが一番ありがたい!と移動すると同時に『豚太刀』も到着。これが太刀っていうくらいで、さすがにデカイっつうか長い!!
豚の薄切り肉を、金属の串にかなりの密度に詰めて詰めて詰めまくって刺した串焼きなんだけど、その串の長さが25cmくらいある。こいつぁ確かに太刀!
そして辛みそっていうのが、玉子焼同様にこれまた甘み少なめ。いや~この店の料理は、全般的に“呑ませる”味付けですよ!
で、喫煙者専用ホールにはでっかいテレビがありましてね。『お笑い日』っていうのを流してた。
「あ~オレ、これ見たかったんだ!」
と思って見はじめると、ランジャタイとダイアン・津田のコラボネタがはじまった。このネタ、見た人も多かったと思うけど、すさまじかったねェ~。