ソフトバンクでiPhoneを使っている場合のローミングの利用料金
契約しているキャリアがソフトバンクの場合、海外ローミングプランとしては「海外あんしん定額」を使うのが一般的です。利用料金は対象国・地域によって変わり、定額国Lの場合、1GBまでの使用が980円/24時間で、2022年8月現在は、ギガ増量中で3GBまで使用できます。さらに、2940円/72時間のプランも選べます。定額国Sの場合は3つのプランが用意されており、1980円/24時間・1MB、9800円/24時間・5MB、1万9600円/24時間・10MBから選べます。
なお、渡航先がアメリカやハワイであれば「アメリカ放題」プランが使えます。このプランが適用されると、データ通信を行うのに利用料金がかかりません。
【参考】
ソフトバンク 海外で使う
渡航先でもそのままスマホを利用できる!大手キャリア3社の海外ローミングサービスを徹底比較
楽天モバイルでiPhoneを使っている場合は国内でもローミングが使える?
楽天モバイルは、自社回線が国内全域をカバーしていないため、楽天回線が届かないところではau回線をローミングすることで通信できるようになっています。提供期間は2026年3月末までとしていますが、楽天回線エリアが広がるにつれて、ローミングエリアは徐々に減少しており、都市部では楽天回線を使用するところが多くなっています。
国内ローミングが利用できるエリアは、Rakuten Mobile公式サイトをご確認ください。
楽天モバイルでiPhoneを使っている場合のローミング設定
iPhone12以降に発売されたiPhoneシリーズで、かつiOS14.4以降のものであれば、ローミング設定は自動で切り替わります。自動で切り替わらない場合は、モバイルデータ通信を一旦オフにし、その後10分待ってから再びモバイルデータ通信をオンにしてください。
【参考】
楽天モバイルの4G人口カバー率が96%に到達、予定より4年前倒しで達成
楽天モバイルでiPhoneを使っている場合の、海外ローミング
楽天モバイルでは、世界66の国と地域で定額通信ができます。2GBまでは無料で利用でき、データ容量を追加したい場合は1GBごとに500円かかります。有効期限は購入日を含めて31日間です。
海外ローミングが利用可能な国・地域はRakuten Mobile公式サイトをご確認ください。
海外へ行く前にローミングの準備を
海外ローミング専用の定額プランなどを契約せずに使うと、高額な料金が発生する場合もあります。海外へ出発する前に各種ローミングプランを契約し、ローミングの設定方法を確認しておきましょう。利用料によって契約するプランの内容を変えたりWi-Fiを利用したりすれば、費用をおさえることも可能です。利用条件によって最適なプランを選び、海外でも快適にネットが使えるようにしましょう。
※データは2022年9月中旬時点での編集部調べ。
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文/ねこリセット