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「iPhone」を海外で使う場合のローミングの設定方法

2022.09.20

日本ではあまり使わないので、〝ローミング〟という言葉は知っていてもその機能や使い方はよくわからない、そんな人は多いはず。そこで、ローミングの使い方や設定方法、キャリアごとの特徴をご紹介します。

iPhoneでも使えるローミングとは?

ローミングは契約しているキャリアの電波が届かない場合に、現地の通信事業者のネットワークを利用して通信を行うことです。この仕組みを利用すれば、契約しているキャリア以外の回線を使い、携帯電話が使用できます。

ローミングによって利用できる機能は、電話、SMS、SNS、メール、地図サービス、ネットブラウジングなどがあります。

ただし、キャリアとの契約によっては、ローミングがオンになっていると知らないうちにローミングを使っていることがあります。国内と同じ感覚で使っていたら、後で高額の請求が来てトラブルになるケースもあるので気をつけましょう。

ローミングを使わずWi-Fiに接続すれば、海外でも節約してiPhoneを使える

長期間海外に滞在する予定だったり、渡航先が定額サービス対象外のエリアだったりした場合は、請求額が高額になる恐れがあります。そんな時は、ローミングの設定を「オフ」にしてWi-Fiに接続すれば、料金をおさえることができます。現地の無料Wi-Fiを利用する方法もありますが、どの場所にでもあるとは限りませんし、セキュリティ面での不安もありますので、Wi-Fiルーターのレンタルサービスを利用するのもよいでしょう。

iPhoneで確認できる現在までのローミング合計とは?

ローミングで使用したデータ通信量を知りたい場合は以下で確認して下さい。動作環境は「iPhone XR」iOS 15.5です。

「設定」>「モバイル通信」をタップし、「モバイルデータ通信」項目の中の「現在までのローミング合計」を確認しましょう。

契約しているプランに利用できるデータ通信量の上限が設けられている場合、ローミング合計が上限を超えると、ローミングが行えなくなったりネットワーク速度が低速化したりする場合がありますのでご注意ください。

モバイルデータ通信の現在までの合計やローミング合計は、同じページの一番下にある「統計情報をリセット」をタップすることで、リセットできます。

iPhoneのローミング設定方法

海外でローミングを使う際は、事前に各キャリアが提供している海外対応のローミングプランに加入する必要があります。

現地に到着したら、「設定」>「モバイル通信」>「通信のオプション」を順にタップし、「データローミング」をオンにします。

【参考】iPhone や iPad のモバイルデータ通信のローミングオプションについて|Apple

ドコモでiPhoneを使っている場合のローミングの利用料金

契約しているキャリアがドコモの場合、海外対応のローミングプランは最大2980円/日の「海外パケ・ホーダイ」が適用されます。20万パケット(約24.4MB)までなら1980円/日の2段階定額で、テザリングも使用可能です。データ通信が必要なアプリをそれほど利用しない予定なら、使う時だけ細かくプランを組める「パケットパック海外オプション」もおすすめです。このプランでは、1時間プラン(200円)、24時間プラン(980円)、3日間プラン(2480円)、5日間プラン(3980円)、7日間プラン(5280円)の5タイプが用意されています。

【参考】
ドコモ 海外パケ・ホーダイ

ドコモ パケットパック海外オプション

auでiPhoneを使っている場合のローミングの利用料金

契約しているキャリアがauの場合、海外対応のローミングプランは「世界データ定額」になります。日本国内で事前予約すると、早割キャンペーンが適用されて490円/24時間で利用料金できます。ただし、早割キャンペーン対象外の国・地域で利用する場合は690円/24時間になります。事前予約しない場合の利用料金は、980円/24時間です。利用は国内での契約条件を満たしている必要があるので、あらかじめ契約前に確認しておきましょう。

【参考】au 世界データ定額

ソフトバンクでiPhoneを使っている場合のローミングの利用料金

契約しているキャリアがソフトバンクの場合、海外ローミングプランとしては「海外あんしん定額」を使うのが一般的です。利用料金は対象国・地域によって変わり、定額国Lの場合、1GBまでの使用が980円/24時間で、2022年8月現在は、ギガ増量中で3GBまで使用できます。さらに、2940円/72時間のプランも選べます。定額国Sの場合は3つのプランが用意されており、1980円/24時間・1MB、9800円/24時間・5MB、1万9600円/24時間・10MBから選べます。

なお、渡航先がアメリカやハワイであれば「アメリカ放題」プランが使えます。このプランが適用されると、データ通信を行うのに利用料金がかかりません。

【参考】
ソフトバンク 海外で使う

渡航先でもそのままスマホを利用できる!大手キャリア3社の海外ローミングサービスを徹底比較

楽天モバイルでiPhoneを使っている場合は国内でもローミングが使える?

楽天モバイルは、自社回線が国内全域をカバーしていないため、楽天回線が届かないところではau回線をローミングすることで通信できるようになっています。提供期間は2026年3月末までとしていますが、楽天回線エリアが広がるにつれて、ローミングエリアは徐々に減少しており、都市部では楽天回線を使用するところが多くなっています。
国内ローミングが利用できるエリアは、Rakuten Mobile公式サイトをご確認ください。

【参考】Rakuten Mobile サービスエリア

楽天モバイルでiPhoneを使っている場合のローミング設定

iPhone12以降に発売されたiPhoneシリーズで、かつiOS14.4以降のものであれば、ローミング設定は自動で切り替わります。自動で切り替わらない場合は、モバイルデータ通信を一旦オフにし、その後10分待ってから再びモバイルデータ通信をオンにしてください。

【参考】
楽天モバイルの4G人口カバー率が96%に到達、予定より4年前倒しで達成

楽天モバイルでiPhoneを使っている場合の、海外ローミング

楽天モバイルでは、世界66の国と地域で定額通信ができます。2GBまでは無料で利用でき、データ容量を追加したい場合は1GBごとに500円かかります。有効期限は購入日を含めて31日間です。

海外ローミングが利用可能な国・地域はRakuten Mobile公式サイトをご確認ください。

【参考】Rakuten Mobile ご利用可能な国・地域

海外へ行く前にローミングの準備を

海外ローミング専用の定額プランなどを契約せずに使うと、高額な料金が発生する場合もあります。海外へ出発する前に各種ローミングプランを契約し、ローミングの設定方法を確認しておきましょう。利用料によって契約するプランの内容を変えたりWi-Fiを利用したりすれば、費用をおさえることも可能です。利用条件によって最適なプランを選び、海外でも快適にネットが使えるようにしましょう。

※データは2022年9月中旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
※製品のご利用、操作はあくまで自己責任にてお願いします。

文/ねこリセット


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