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企業が発行する「ホワイトペーパー」の種類とメリット

2022.08.11

ホワイトペーパーの作成方法

資料を作成するスーツの男性

(出典) pexels.com

ホワイトペーパーの作成方法について、課題解決型を例に取って確認しましょう。企業によって細かい部分の作り込み方は変わりますが、大まかな流れは共通しています。

1.目的や課題を明確にする

まずは、何のためにホワイトペーパーを作成するのかを考えましょう。そのためには、潜在顧客やリード既存顧客の、どのような問題・課題の解決に役立つ資料にするのかを明確にする必要があります。

ホワイトペーパーが解決すべき課題によって、内容だけでなく提供方法も変わるでしょう。自社の製品やサービスによって課題を解決できる分野で、具体的にどのような課題をテーマに取り上げるのか決めます。

2.テーマに基づいて構成を作る

解決したい顧客の課題を調査してテーマを設定したら、ホワイトペーパーの構成を考えましょう。一般的に、ホワイトペーパーは以下の構成で作られています。

  1. 表紙
  2. ホワイトペーパーの目的
  3. 目次
  4. 内容
  5. 発行会社の紹介
  6. 問い合わせ先の記載

まずテーマに沿った魅力的なタイトルを設定し、必要な情報を整理して提示する順番を決めます。この時点で、ホワイトペーパーの作成目的も記載しておくとよいでしょう。ホワイトペーパーが読者にとってどのようなメリットを提供するのかを説明します。

次に、本文の構成を考えて目次を作成しましょう。本文の執筆から始めてしまう人も少なくありませんが、最初に見出しを作成した方が内容を整理できるので、結果的に執筆のスピードも速くなります。

課題解決型のホワイトペーパーの本文構成は、読者が抱えているであろう問題・課題の提示から始めて、その課題の分析・解決策の提示といった流れにするのが一般的です。その後に自社が提供できる解決策を提示して、製品やサービスの紹介につなげます。

3.執筆と校正

構成を考えたら本文の執筆に入りましょう。それぞれの見出しを的確に本文に反映する必要があります。見出しから逸れた内容にならないように注意しながら、分かりやすい文章を心がけましょう。適宜、数字・グラフなどを用いて説得力を持たせることも大事です。

執筆が終了したら誤字脱字だけでなく、文章表現や論理展開に間違いがないかまでしっかりと確認しましょう。執筆者本人のチェックだけで終わらせず、他の社員にもチェックしてもらうことで校正の精度が上がります。

ホワイトペーパーを作成する際のポイント

資料を手渡す

(出典) pexels.com

ホワイトペーパー全体の構成はもちろん、細かい部分にもこだわることで読者からの反応が好転するケースは珍しくありません。訴求力の高いホワイトペーパーを作成するポイントを紹介します。

難しい用語を避けて分かりやすい内容にする

ホワイトペーパーの読み手が全員、テーマに関する分野の専門家とは限りません。難しい用語を避けるとともに、できるだけ分かりやすい内容にすることを心がけましょう。

もともと専門家向けに作るホワイトペーパーはその限りではありませんが、誰にとっても読みやすく頭に入りやすい内容であるに越したことはありません。図表やグラフなど視覚的な要素を盛り込む場合は、テキストとのバランスを意識しながらレイアウトも工夫しましょう。

過度な売り込みにならないように注意する

ホワイトペーパーを発行する目的は、最終的には自社の製品・サービスを販売するところにあります。しかし読み手によって重要なのは、自らの抱える問題・課題を解消できるかどうかです。

なぜ自社の製品・サービスが問題や課題の解消に役立つのか、説得力のある説明がないまま提案しても、読み手からよい反応は得られないでしょう。あくまでも、読み手の状況を改善するためにサービスの利用をすすめる必要があります。

過度な売り込みに終始しないように注意しながら、読み手にとって有益な情報を提供することがポイントです。

構成/編集部

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