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iPhone 14以降なくなった〝iPhone mini〟が復活する可能性は?

2024.07.22

コンパクトな筐体に、当時の最新チップセットを搭載したことで、熱狂的なファンがいるiPhoneの〝mini〟シリーズですが、2020年に発売されたiPhone 12 mini、2021年発売のiPhone 13 mini以降、後続モデルは登場していません。

2020年10月に登場したiPhone 12 mini

では、小さい筐体が好きな〝mini派〟は、どのモデルに機種変更すればよいのでしょうか。miniモデル後続機は登場するのでしょうか。執筆時点での情報をもとに、検証してみました。

miniモデルはiPhone 13シリーズで終了。再登場はある?

早速、今後のminiの展開について、現時点での情報や、これまで販売されたモデルから考察していきます。

iPhone 14、iPhone 15シリーズにminiモデルはなし

先に触れた通り、最後に登場したminiモデルは、2021年発売のiPhone 13 mini。2022年のiPhone 14シリーズ、2023年のiPhone 15シリーズには、miniモデルがラインアップされず、代わりに大画面のPlusモデルが販売されています。

iPhone 14 Plus

ディスプレイサイズが5.4インチ、重量140gとハンディサイズで高性能のiPhone 13 mini。価格設定はiPhoneのラインアップの中では抑え気味で登場しました。しかし、本体の返却などを前提とした販売プログラムを利用して、格安の価格に割り引いて取り扱う店舗が散見されました。

2021年9月に登場したiPhone 13 mini

このような販売状況から、「iPhone 13 mini、前作のiPhone 12 miniは不人気なのでは……」という声が聞こえていました。

結果、大方の予想通り、iPhone 14、iPhone 15シリーズでは、miniモデルが登場しませんでした。

6.7インチのiPhone 14 Plus、iPhone 15 Plusから見える大画面化の流れ

iPhone 12、iPhone 13シリーズにラインアップされたminiモデルの代わりに、iPhone 14、iPhone 15シリーズで登場したのが、Plusモデルです。

iPhone 14 Plus、iPhone 15 Plusは、どちらも6.7インチディスプレイを搭載した大画面モデル。iPhone 11から13シリーズでは、ハイエンドモデルのPro Maxにしかなかった大画面が、標準モデルにも加わった形です。

iPhone 15 PlusとiPhone 15

最近では、メールや電話だけでなく、動画やゲームなど、スマホで楽しめるコンテンツが増えています。こういったコンテンツを、より迫力を持って楽しみたいというニーズが、コンパクトモデルよりも多いという判断があったと予測されます

iPhone SE(第2世代)やiPhone SE(第3世代)が〝mini廃止〟の一因?

iPhoneには、廉価モデルの「iPhone SE(第3世代)」があり、同機は5Gに対応します。チップセットはiPhone 13シリーズと共通のA15 Bionic。

顔認証の「Face ID」には対応せず、画面の周りのベゼル部分が太いなど、〝旧世代のスマホ〟然としたルックスではありますが、「とにかく安いiPhoneを新品で買いたい」というニーズにフィットしており、iPhone 12 mini、iPhone 13 miniは、iPhone SEの販売力の前に台数を伸ばせなかった感があります。

iPhone SE(第3世代)

A15 Bionicチップ

そんな情勢も、iPhone 14シリーズ以降でminiモデルが廃止された一因なのではないでしょうか。

miniモデルは登場時期が悪かった?

思い返せばiPhoneに「mini」が出るのではという予想は、「iPhone SE(第1世代)」人気を受けて、毎年のように浮上していました。

しかし、2020年4月に登場した「iPhone SE(第2世代)」、2022年に登場した「iPhone SE(第3世代)」へのユーザーの支持が想像以上に高く、「高性能でコンパクト」というiPhone 12 miniの活躍の場をかなり制限してしまいました。

iPhone SE(第1世代)

iPhone SE(第2世代)

そして、昨今のスマホの販売奨励金の制限、「ahamo」や「povo」といったインターネット専門の料金プランの登場など、従来のようにハイスペックのスマホを分割・大幅割引きで大量に販売することは困難になっています。さらに円安、世界的なインフレという輸入品の価格を押し上げる圧力も追い打ちをかけています。

ハイスペックでコンパクトという、スマホとしての魅力が詰まったiPhone miniは、登場のタイミングが悪かったと言わざるをえないモデルです。

コンパクトサイズのiPhoneは次世代 iPhone SEに期待?

ここまで、iPhoneのminiモデルの状況を再確認してきました。その結果、2024年の発売が予測される、〝iPhone 16〟シリーズに、〝iPhone 16 mini〟復活の可能性は低いかもしれません。

コンパクトなiPhoneとして期待がかかるのは、次世代のiPhone SEでしょうか。

iPhone SEシリーズは、コンパクトな筐体に加え、旧モデルのデザインをベースにすることで、低価格化を実現している人気シリーズ。次期iPhone SEは、iPhone 14をベースにするという噂もありますが、コンパクト好きのニーズを満たすため、iPhone 12 miniやiPhone 13 miniをベースにする可能性もあります。

iPhone SEの新型モデルがいつ登場するかは不明ですが、春ごろに登場する機会が多いので、コンパクトモデルを待っている人は、2025年の春に期待してみてはいかがでしょうか。

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※データは2024年6月上旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
※製品のご利用はあくまで自己責任にてお願いします。

文/中馬幹弘

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