今年に入り、パナソニック、塩野義製薬、NEC、日立製作所など、大手企業が続々「週休3日制」的働き方の導入を表明。とはいえ、果たして「休みが増える=幸せ」なのか。一足先に週休3日ライフを送る先輩たちを直撃。その本音を聞いた。
2019年4月施行の働き方改革関連法や、昨年6月に閣議決定された政府の「骨太の方針(経済財政運営と改革の基本方針2021)」にも盛り込まれた「選択的週休3日制」。こうした政府の後押しや、コロナ禍を経て働き方の自由度が広がったことなどをきっかけとして、週休3日制に本腰を入れる企業が増えている。
そこで、今回、Webマガジン『@DIME』を通じて、マガジン読者に緊急アンケートを実施した。それによると、制度の賛成者(どちらかといえば賛成含む)、さらに導入された場合の利用意向も約7割と、肯定意見が大多数。一方で、給与の減少をはじめ、1日の労働の長時間化や業務の停滞を危惧する声も多くあるのもまた、事実だ。
とはいえ、ワークライフバランスの充実や育児・介護との両立、企業と個人双方の成長などをふまえ、自律的かつ柔軟で多様な働き方を目指す「週休3日制」はさらに注目が集まるに違いない。
もちろん、すべてがいいことばかりではない。運用ルールも企業によって異なるほか、個人の考え方、向き・不向きもある。まずはその基本を押さえつつ、実践者の生の声に耳を傾けることで、自分なりの働き方改革、意識や行動を考えるきっかけとしてほしい。
DIME読者のセキララData Watching「週休3日制」どう思う?
Q1 「週休3日制」に賛成ですか?
Q2 「週休3日制」が導入された場合、利用したいですか?
Q3 週休3日の時間を何に充てたいですか?
Q4 「利用したくない」理由を教えてください
Q5 「週休3日制」導入に期待することは?
調査概要:@DIMEによるインターネットでのアンケート
有効回答数:342人(男性202人、女性140人)
調査期間:2022年4月4日〜11日
取材・文/編集部