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「iPad」シリーズの中には、高性能モデルの「iPad Pro」、コストパフォーマンスに優れた「iPad Air」といったモデルがあります。そんな中、タブレットとしてはコンパクトなサイズ感で、電車移動時などに動画、電子書籍を見るのに便利なのが「iPad mini」です。
コンパクトサイズのタブレットとなると、大画面スマートフォンと比較して使い勝手はどうなのか気になるところ。そこで本記事では、最新モデル「iPad mini(第6世代)」の本体サイズや質量、ディスプレイサイズを、前モデルの「iPad mini(第5世代)」や、iPhone15シリーズで最も大画面な「iPhone 15 Pro Max」と比較していきましょう。
iPad mini (第6世代)の大きさや重さを確認
最新モデルのiPad mini(第6世代)は、2021年9月24日に発売。前モデルのiPad mini(第5世代)からホームボタンを廃止し、充電端子はUSB Type-Cに対応するなど、変更点が多く注目を集めた製品です。
性能面を見ても優れたタブレットになりますが、コンパクトモデルのiPad mini(第6世代)の購入を検討している人や、これまでiPadシリーズを使用してきた人は、サイズ感や質量などが気になるポイントでしょう。では、前モデル、大画面スマートフォンと比較していきます。
縦横何cm? 大きさをiPad mini (第5世代)、iPhone 15 Pro Maxと比較!
iPad mini(第6世代)の本体サイズは、高さ195.4mm×幅134.8mm×厚さ6.3mm。一般的な印刷用紙のサイズでいうと、A6サイズ以上、A5サイズよりもやや小さい程度となっています。
前モデル、iPad mini(第5世代)の本体サイズは、高さ203.2mm×幅134.8mm×厚さ6.1mm。iPad mini(第6世代)は、iPad mini(第5世代)から厚さが若干増しているものの、高さで約8mm小さくなっており、よりコンパクトなサイズになっています。
最新の大画面スマートフォン、iPhone 15 Pro Maxは、高さ159.9mm×幅76.7mm×厚さ8.25mm。iPad mini(第6世代)と比較すると、高さで約35mm、幅約59mmほど小さいので、握り心地にはかなり違いがあります。
しかし、厚さはiPad mini(第6世代)が6.3mm、iPhone 15 Pro Maxが8.25mmと、2.1mmほどの違いがあります。
重さは? 質量を比較!
続いて本体の質量を見ていきましょう。iPad mini(第6世代)はWi-Fiモデルが293g、Wi-Fi+Cellularモデルが297gとなっており、どちらも300g未満の軽量が特徴的です。
iPad mini(第5世代)はWi-Fiモデルが300.5g、Wi-Fi+Cellularモデルが308.2gです。本体サイズと同様に、iPad mini(第6世代)よりもやや重い設計です。
iPhone 15 Pro Maxは本体質量が221g。スマートフォンとしてはヘビー級ともいえますが、iPad mini(第6世代)と比較すると、約70gほど軽いです。タブレットとスマートフォンの違いが、はっきりと見える部分でしょう。
ディスプレイは何インチ?
iPad mini(第6世代)のディスプレイは、8.3インチ。解像度2266×1488ピクセル、326ppiとなっています。スマートフォンよりも大画面ながら、タブレットとしては小さめのディスプレイとなっているので、電車移動中や、ベッドで横になりながら動画を見るといったシーンで扱いやすい製品です。
iPad mini(第5世代)のディスプレイは7.9インチ。解像度2048×1536ピクセル、326ppiです。本体サイズはiPad mini(第6世代)よりも、iPad mini(第5世代)が大きいと紹介しましたが、ディスプレイサイズは逆です。
これは、iPad mini(第5世代)まで搭載されていたホームボタンを廃止した結果、iPad mini(第6世代)は前面のほぼすべてがディスプレイになっているため。小型、軽量化しながら、ディスプレイサイズが大きくなっているのは、嬉しいポイントです。
iPhone 15 Pro Maxは、ディスプレイサイズが6.7インチ。解像度2796×1290ピクセル、460ppiです。スマートフォンとしては大画面のモデルですが、iPad mini(第6世代)よりは当然小型です。
iPhone 15 Pro(左)とiPhone 15 Pro Max(右)
ちなみに、iPadシリーズならではの特徴として、iPad mini(第6世代)では「Apple Pencil(第2世代)」に対応しているのもポイント。iPad mini(第5世代)はApple Pencil(第1世代)のみの対応、iPhoneシリーズはいずれのモデルもタッチペンの操作に対応していません。
コンパクトなiPad mini(第6世代)を屋外に持ち出し、タッチペンを使ってメモ書きや、絵を描くといった作業も快適に行えるでしょう。
本体、ディスプレイのインチ数、質量まとめ
iPad mini(第6世代)
本体サイズ:高さ195.4mm×幅134.8mm×厚さ6.3mm
質量:293g(Wi-Fiモデル)、297g(Wi-Fi+Cellularモデル)
ディスプレイサイズ:8.3インチ
iPad mini(第5世代)
本体サイズ:高さ203.2mm×幅134.8mm×厚さ6.1mm
質量:300.5g(Wi-Fiモデル)、308.2g(Wi-Fi+Cellularモデル)
ディスプレイサイズ:7.9インチ
iPhone 15 Pro Max
本体サイズ:高さ159.9mm×幅76.7mm×厚さ8.25mm
質量:221g
ディスプレイサイズ:6.7インチ
iPad mini(第1世代)、iPad mini 2、iPad mini 3、iPad mini 4のスペック振り返り
ここまでiPad mini(第6世代)をiPad mini(第5世代)、iPhone 15 Pro Maxと比較してきました。
初代モデルから、第4世代まではどのようなスペックでしょうか。比較してみましょう。
iPad mini(第1世代)
本体サイズ:高さ200mm×幅134.7mm×厚さ7.2mm
質量:308g(Wi-Fiモデル)、312g(Wi-Fi+Cellularモデル)
ディスプレイサイズ:7.9インチ
iPad mini 2
本体サイズ:高さ200mm×幅134.7mm×厚さ7.5mm
質量:331g(Wi-Fiモデル)、341g(Wi-Fi+Cellularモデル)
ディスプレイサイズ:7.9インチ
iPad mini 3
本体サイズ:高さ200mm×幅134.7mm×厚さ7.5mm
質量:331g(Wi-Fiモデル)、341g(Wi-Fi+Cellularモデル)
ディスプレイサイズ:7.9インチ
iPad mini 4
本体サイズ:高さ203.2mm×幅134.8mm×厚さ6.1mm
質量:298.8g(Wi-Fiモデル)、304g(Wi-Fi+Cellularモデル)
ディスプレイサイズ:7.9インチ
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※データは2024年6月中旬時点での編集部調べ。
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文/佐藤文彦