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画面は大きくなってもサイズは一番小さな「iPad mini」はアップルの〝モバイル最強〟デバイスか?

2022.08.09

先代から劇的進化を遂げ、ホームボタンを廃し画面サイズが大きくなった、第6世代「iPad mini」。

もちろん、「iPad」や「iPad air」、「iPad Pro」も大画面で使いやすいし、「iPhone 13 Pro Max」の6.7インチも魅力的ですが、実際のサイズ感とコスパってどうでしょうか?

そこで、各モデルのサイズと比較、2022年8月初旬現在のアップルストアでの価格もチェックして、改めてiPad miniの実力を検証してみました。

iPad mini(第6世代)と旧モデル、現行iPadシリーズとiPhone 13シリーズのサイズを比較

ではここから、iPad miniのサイズを旧モデルとなったiPad mini(第5世代)と比較します。さらに、現行のiPadシリーズ、iPhone 13 Pro/ Pro Max、iPhone 13とも比較してみましょう。

iPad mini(第6世代)と旧iPad mini(第5世代)のサイズを比較

2019年3月に登場した「iPad mini(第5世代)」

まずは、iPad mini(第6世代)と旧iPad mini(第5世代)のサイズを比較してみます。

iPad mini(第6世代)と旧iPad mini(第5世代)のディスプレイサイズを比較

iPad mini(第6世代):8.3インチ
iPad mini(第5世代):7.9インチ

iPad miniは最新の第6世代で8インチを超えるディスプレイサイズを実現。これにはホームボタンの廃止を含むベゼルの狭額化が大きく貢献しています。

iPad mini(第6世代)と旧iPad mini(第5世代)のボディサイズ、重量を比較

iPad mini(第6世代):幅134.8×高さ195.4×厚さ6.3mm、重量293g(Wi-Fiモデル)/297g(Wi-Fi + Cellularモデル)
iPad mini(第5世代):幅134.8×高さ203.2×厚さ6.1mm、重量300.5g(Wi-Fiモデル)/308.2g(Wi-Fi + Cellularモデル)

第6世代はディスプレイサイズが拡大されたにも関わらず、サイズは高さが200mmを切り、しかも重量も軽減され300gを切っています。

ところでiPad mini(第6世代)のサイズ感ってどう? 紙のA5サイズって本当!?

ちなみに、iPad mini(第6世代)のサイズ感はどんな感じでしょうか?

紙のサイズで〝A5〟は幅148×縦210mmです。なので、ちょっと小さめのA5サイズという感じです。さらに、重量はWi-Fiモデルで293gなので、昨今のスマホが200gを超えるモデルが多くなっていることから、スマホ感覚で使えるiPadと言えるかもしれません。

iPad mini(第6世代)と現行iPad Proのサイズを比較

では続いて、iPad miniと現行iPadシリーズとサイズを比較してみます。まずは、現行iPad Proと比べてみましょう。

iPad mini(第6世代)と現行iPad Proのディスプレイサイズを比較

iPad mini(第6世代):8.3インチ
12.9インチiPad Pro(第5世代):12.9インチ
11インチiPad Pro(第3世代):11インチ

iPad mini(第6世代)と現行iPad Proのボディサイズ、重量を比較

iPad mini(第6世代):幅134.8×高さ195.4×厚さ6.3mm、重量293g(Wi-Fiモデル)/297g(Wi-Fi + Cellularモデル)
12.9インチiPad Pro(第5世代):幅214.9×高さ280.6×厚さ6.4mm、重量682g(Wi-Fiモデル)/685g(Wi-Fi + Cellularモデル)
11インチiPad Pro(第3世代):幅178.5×高さ247.6×厚さ5.9mm、重量466g(Wi-Fiモデル)/470g(Wi-Fi + Cellularモデル)

12.9インチiPad ProはiPad miniの2倍強の大きさ、11インチiPad Proは1.5倍の大きさというイメージです。重量もほぼその違いになります。

iPad mini(第6世代)とiPad Air(第5世代)のサイズを比較

続いて、M1チップを搭載した、一番新しいiPadとなるiPad Air(第5世代)とサイズを比較してみます。

iPad mini(第6世代)とiPad Air(第5世代)のディスプレイサイズを比較

iPad mini(第6世代):8.3インチ
iPad Air(第5世代):10.9インチ

iPad mini(第6世代)とiPad Air(第5世代)のボディサイズ、重量を比較

iPad mini(第6世代):幅134.8×高さ195.4×厚さ6.3mm、重量293g(Wi-Fiモデル)/297g(Wi-Fi + Cellularモデル)
iPad Air(第5世代):幅178.5×高さ247.6×厚さ6.1mm、重量461g(Wi-Fiモデル)/462g(Wi-Fi + Cellularモデル)

iPad Airは、幅と高さが11インチiPad Proと同寸法。厚さは0.2mm増えますが、重量は5〜8g軽量となっています。

iPad miniと比べるとiPad Airは約1.5倍のサイズ、重量とイメージしてください。

iPad mini(第6世代)とiPad(第9世代)のサイズを比較

iPadの最廉価版、iPad(第9世代)とのサイズ比較もしてみましょう。

iPad mini(第6世代)とiPad(第9世代)のディスプレイサイズを比較

iPad mini(第6世代):8.3インチ
iPad(第9世代):10.2インチ

iPad mini(第6世代)とiPad(第9世代)のボディサイズ、重量を比較

iPad mini(第6世代):幅134.8×高さ195.4×厚さ6.3mm、重量293g(Wi-Fiモデル)/297g(Wi-Fi + Cellularモデル)
iPad(第9世代):幅174.1×高さ250.6×厚さ7.5mm、重量487g(Wi-Fiモデル)/498g(Wi-Fi + Cellularモデル)

iPadはiPad Airよりも幅が4.4mm小さく、高さは逆に3mm大きく、厚さは1.4mm厚いモデルです。ディスプレイサイズが0.7インチ小さいこともあり、iPad Airよりややボテッとした印象を受けます。

iPad miniに対してはサイズ・重量とも約1.5倍といったところです。

iPad mini(第6世代)とiPhone 13 Proシリーズのサイズを比較

iPad miniとiPadシリーズを比較してきましたが、ここからはiPhone 13シリーズと比較して、iPad miniとスマホの相関を確認してみます。まずは、iPhone 13 Proシリーズとサイズを比較します。

iPad mini(第6世代)とiPhone 13 Proシリーズのディスプレイサイズを比較

iPad mini(第6世代):8.3インチ
iPhone 13 Pro Max:6.7インチ
iPhone 13 Pro:6.1インチ

iPad mini(第6世代)とiPhone 13 Proシリーズのボディサイズ、重量を比較

iPad mini(第6世代):幅134.8×高さ195.4×厚さ6.3mm、重量293g(Wi-Fiモデル)/297g(Wi-Fi + Cellularモデル)
iPhone 13 Pro Max:幅78.1×高さ160.8×厚さ7.65mm、重量238g
iPhone 13 Pro:幅71.5×高さ146.7×厚さ7.65mm、重量203g

小さいと思われるiPad miniですが、さすがにiPadの名を冠するだけあって、iPhoneと比較するとかなりの大きさです。iPhone 13 Pro Maxと比べると2倍、iPhone 13 Proと比べると2.5倍というサイズ感です。

ただし、重量はそこまでの差が無く、iPhone 13 Pro Maxに対しては1.25倍、iPhone 13 Proに対しては1.5倍といったところです。

iPad mini(第6世代)とiPhone 13のサイズを比較

最後に、iPhone 13ともサイズを比較してみましょう。

iPad mini(第6世代)とiPhone 13のディスプレイサイズを比較

iPad mini(第6世代):8.3インチ
iPhone 13:6.1インチ

iPad mini(第6世代)とiPhone 13のボディサイズ、重量を比較

iPad mini(第6世代):幅134.8×高さ195.4×厚さ6.3mm、重量293g(Wi-Fiモデル)/297g(Wi-Fi + Cellularモデル)
iPhone 13:幅71.5×高さ146.7×厚さ7.65mm、重量173g

iPhone 13はiPhone 13 Proとサイズは同一です。そのため、iPad miniはiPhone 13の2.5倍のサイズ感です。ただし、iPhone 13の重量はiPhoneの中でかなり軽量なので、1.7倍ほどの差に収まっています。

ディスプレイサイズ1インチあたりいくらか? 重量と併せて計算してみた

ここで、iPadシリーズ、iPhone 13シリーズのディスプレイサイズ1インチあたりのコストを比べてみました。

携帯電話であるiPhoneには当たり前ですがWi-Fi版がないので、iPad全モデルは〝Wi-Fi + Cellularモデル〟をセレクト。容量は全モデル共通サイズとなる256GBでチェック。

それでは、全ラインアップの256GBモデルの価格とディスプレイサイズ、1インチあたりのコスト、1インチあたりの重量を比較してみましょう。

iPad mini(第6世代)

Wi-Fi + Cellularモデル256GBの価格:11万6800円

ディスプレイサイズ:8.3インチ

Wi-Fi + Cellularモデルの重量:297g

1インチあたりのコスト:1万4072.3円

1インチあたりの重量:35.8g

12.9インチiPad Pro(第5世代)

Wi-Fi + Cellularモデル256GBの価格:19万6800円

ディスプレイサイズ:12.9インチ

Wi-Fi + Cellularモデルの重量:685g

1インチあたりのコスト:1万5255.8円

1インチあたりの重量:53.1g

11インチiPad Pro(第3世代)

Wi-Fi + Cellularモデル256GBの価格:15万4800円

ディスプレイサイズ:11インチ

Wi-Fi + Cellularモデルの重量:470g

1インチあたりのコスト:1万4072.7円

1インチあたりの重量:42.7g

iPad Air(第5世代)

Wi-Fi + Cellularモデル256GBの価格:12万8800円

ディスプレイサイズ:10.9インチ

Wi-Fi + Cellularモデルの重量:462g

1インチあたりのコスト:1万1816.5円

1インチあたりの重量:42.4g

iPad(第9世代)

Wi-Fi + Cellularモデル256GBの価格:9万1800円

ディスプレイサイズ:10.2インチ

Wi-Fi + Cellularモデルの重量:498g

1インチあたりのコスト:9000円

1インチあたりの重量:48.8g

iPhone 13 Pro Max

Wi-Fi + Cellularモデル256GBの価格:17万4800円

ディスプレイサイズ:6.7インチ

重量:238g

1インチあたりのコスト:2万6089.6円

1インチあたりの重量:35.5g

iPhone 13 Pro

Wi-Fi + Cellularモデル256GBの価格:15万9800円

ディスプレイサイズ:6.1インチ

重量:203g

1インチあたりのコスト:2万6196.7円

1インチあたりの重量:33.3g

iPhone 13

Wi-Fi + Cellularモデル256GBの価格:13万2800円

ディスプレイサイズ:6.1インチ

重量:173g

1インチあたりのコスト:2万1770.5円

1インチあたりの重量:28.4g

iPad mini(第6世代)は〝アップルモバイル最強〟なのか?

ここまで、iPad miniとiPadシリーズ、iPhone 13シリーズと比較してきました。iPad miniはサイズ・重量差ではiPadの半分〜7割のイメージ。iPhoneに対しては、サイズ差は2〜2.5倍、重量差で1.25〜1.7倍と、いった結果となりました。

1インチあたりのコストと重量で比較すると、iPadの9000円が図抜けていますが、iPad Proよりもコストダウンといえそうです。さらに、1インチあたりの重量が35.8gと、iPadというよりはiPhoneに近いレベルです。

総括すると、iPadシリーズのコスパを発揮しながら、重量はスマホのiPhone 13シリーズ級というのがiPad miniの立ち位置になります。

A15 Bionicは、iPhone 13シリーズと共通の最新チップであることも考慮すると、iPad mini(第6世代)は〝アップルモバイル最強〟のバランス感を持つ端末と呼べるのでは? という検証結果と言えそうですが、みなさんはいかがでしょうか?

※データは2022年8月上旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
※製品のご利用、操作はあくまで自己責任にてお願いします。

文/中馬幹弘

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