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スマホより大画面で、迫力のある映像やWebページの見やすさがうれしいタブレット。
「iPad」シリーズが人気ですが、これまで多くのメーカーから、Android OS、Windows OSを搭載したタブレットが発売されています。
でも、タブレットを購入したものの、いまいち使い道がわからないという人も多いかもしれません。そこで今回は、古いタブレットの大画面を利用する、おすすめ活用法を紹介していきます。
タブレットのおすすめの使い道は? Lenovo Tab P12 Proで検証!
ここからが本題。古いタブレットや、使いこなせていないタブレットを有効活用する方法をご紹介します。
この記事ではデモンストレーション用に、「Lenovo Tab P12 Pro」という、比較的新しいタブレットを使用していますが、対応アプリを除けば用途が大きく変わることはないでしょう。
(1)動画視聴/電子書籍の閲覧専用に使う
古いタブレットは、OSのバージョンやスペックの関係から、最新のゲームアプリなどをうまく動かせないことがあります。
そのため、簡単な動画視聴や電子書籍の閲覧などに絞って使うと、タブレットが動作する待機時間でイライラが少なく、おすすめです。
動画視聴はスマホよりも大画面で楽しめるため、より迫力をもって映像が楽しめます。
電子書籍の場合、タブレットを横に持つとアプリによっては雑誌のページを開いているかのように表示できるため、スマホよりも視認性が高くなります。
また、アプリやコンテンツによっては、事前に動画や電子書籍をダウンロードしておけば、ネット環境がない屋外や電車移動時にも気軽に楽しめるでしょう。
防水対応のタブレットなら、キッチンに置いておき、ネット検索したレシピを表示しておくといった使い方もあり。
もちろんスマホでも可能な使い方ですが、大画面を活かして一度に多くの情報を表示できるので、調理で手が濡れたり汚れていても、ディスプレイを触る回数が少なく済むでしょう。
(2)タッチペンも活用してサブモニターとして使う
タブレットの多くのモデルは、専用のアプリをインストールすれば、普段使用しているパソコンのサブディスプレイに利用できます。
ノートパソコン1台で作業をしていると、どうしても表示領域が足りず、なかなか作業効率が上がらないという人におすすめの活用方法です。
ビジネスシーンで古いタブレットを使用するなら、タッチペンと併用してメモ帳として利用したり、常にカレンダーを表示しておいて、スケジュールの管理を行うといった使い道もあります。
(3) カーナビとして使う
スマホよりも大画面で視認性が高いとなると、車の運転前にカーナビとしても活用できるでしょう。
アプリによっては、事前にマップをダウンロードすることで、オフラインの状態でも使用できます。
タブレットをカーナビとして使うのであれば、車載ホルダーなどを使用し、タブレットを固定して使用しましょう。
タブレットは、当然スマホよりも重い製品がほとんどなので、しっかりとホールドし、倒れないように注意して利用してください。また、走行中にはドライバーは画面を目視しないようにしてください。
(4)子供の学習用端末として活用
自分はもうタブレットを使わないという人は、まだスマホを持っていない子どもの学習用端末として使用するのもありでしょう。
動画や書籍を通して学習ができるのはもちろん、最近では学習用のアプリも豊富にリリースされています。また、タブレットの性能によっては、オンライン授業などでも活躍できるかもしれません。
また、「Google ファミリーリンク」といった機能を活用すれば、保護者のスマホから使用制限の設定も可能。子どもがネットを使いすぎてしまうのは不安という人でも、比較的安心してタブレットを子どもに預けることができるでしょう。
「YouTube Kids」は保護者が設定しないと開けないようになっている
【参照】Google キッズスペース
(5)サブパソコンとして運用
自宅に眠っている古いタブレットは、持ち運び用のサブパソコンのように利用するのもOK。Windows OS搭載モデルだけでなく、iPadやAndroidタブレットでも、アプリを活用することで便利に利用できます。
特に持ち運びできるキーボードがあれば、サブパソコンとしてかなり有用。タッチペンも併用し、キー入力、ペン入力の両方ができるように運用してもOKです。
タブレットをサブパソコンとして運用するメリットは?
タブレットをサブパソコンとして使うことをおすすめしたい最大の理由が、ほとんどの製品が、一般的なノートパソコンよりも軽量である点です。
10インチ前後のタブレットであれば、サイズもノートパソコンよりも小さい場合がほとんどなので、普段よりも一回り小さいカバンで持ち運べる可能性があります。
ただし、専用のタイプカバー、キーボードがない場合は、Bluetoothキーボードを一緒に持ち運ぶことで、荷物が逆に増えてしまう可能性もあるので注意しましょう。
古いAndroidタブレットやWindowsタブレットはOSのバージョンを確認して使おう!
最近タブレットを購入したという人はあまり心配がいりませんが、数年前にAndroidタブレットやWindowsタブレットを購入したという人は、まず「OSのバージョン」を確認するのがおすすめです。
というのも、現在Google PlayストアやMicrosoft Storeから購入できるアプリの中には、使用しているタブレットのOSに対応していない可能性もあります。
場合によっては使いたいアプリがうまく動作しない、といった状況も考えられるからです。
AndroidタブレットでOSのバージョンを確認する方法
では、AndroidタブレットでOSのバージョンを確認する方法を見ていきましょう
1.設定アプリを開き、「タブレット情報」に進む。
2.「Android バージョン」の項目を確認。
上の画像の通り、本モデルには「Android 11」がインストールされていることがわかります。
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※データは2024年3月下旬時点での編集部調べ。
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文/佐藤文彦