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知ってる?「所存」の意味と正しい使い方

2021.11.22

「所存」という言葉はビジネスシーンにおいて、挨拶やメールなどでよく使われる言葉の一つ。ただ、日常生活ではあまり使用する機会がないため、意味や使い方が曖昧なまま使っている人も多いのではないだろうか。

そこで本記事では、所存の意味と類語、英語表現から正しい使い方、言い換え表現について解説する。適切にこの言葉を使いこなせるように参考にしてほしい。

所存とは

ビジネスシーンでよく使われる言葉ではあるものの、そもそも「所存」とはどのような意味を持つのだろうか。はじめに、所存(しょぞん)の意味と類語、英語表現を見ていこう。

「そのつもり」という自分の考えを述べる言葉

所存を訓読みすると「存ずる所」となり、存ずるは「思う・考える」の謙譲語。所存は「心に思うところ・考え・意見」を意味する丁寧語の「です」「でございます」を付けて「~する所存です」「~という所存でございます」などのように使われることが多い。「そのようにするつもりです」という意味になり、改まった場面で”何かしようとしていること”や”考え”を述べるために用いられる。

所存の類語

所存には同じような意味を持つ言葉が複数ある。その一つが「所懐(しょかい)」で、懐には「思う」の意味があり、訓読みすると「懐(おも)う所」。考えていることや心に思っている事柄といった意味を持ち、一般的に「所懐を述べる」のかたちで使われる。

もう一つ、所存と同じような意味を持つ言葉が「旨趣(ししゅ)」。その事の目的や理由などの意味のほか、心の中で考えていることといった、所存の意味も持つ。

英語ではどう表現する?

英語で「所存です(~するつもり、~しようと思う)」と表現する場合には、willを使うのが良いだろう。「I will do my best.(いっそう努力する所存です)」「We will make every effort to improve our services.(サービス向上に努めて参る所存です)」のように用いる。

「所存です」の使用シーンと例文

ここでは「所存です」の使い方と例文を紹介する。文章でも話し言葉でも、改まった場面で用いられるため、適切に使いこなせるよう注意点をチェックしてほしい。

使用シーンと注意点

「所存です」は自身の決意や抱負、お詫びなどで相手に今後の改善策を示すときに、スピーチやメールの文末に使用し、日常会話ではほとんど使わない。具体的な使用シーンとしては、着任の挨拶や履歴書・エントリーシートの自己PR、クレームが発生した際の謝罪など改まった場面が挙げられる。使用する際は、以下の二点に注意しよう。

・相手の考えについては使用しない

古語では「御所存」のように相手の考えについても使われていたが、現代日本語では「ご所存をお聞かせください」と相手の考えや思っていることを指すことはほとんどない。相手の考えについてたずねる場合には、意向を用いて「ご意向をお聞かせください」や「相手の意向を確認する」とするのが良いだろう。

・二重表現

しばしば「~と思う/考える所存です」といった表現を見聞きすることがあるが、所存が「思う・考える」の意味を持つため、意味が重複してしまう。文法としては「努力していこうと思う所存です」ではなく「努力していく所存です」となる。

「所存です」を使った例文

先述した通り「所存です」は、自身の決意や抱負、お詫びなどで相手に今後の改善策を示すときに使用する。以下の例文を参考に、正しい使い方をおさえておこう。

・自身の決意や抱負を示す

「これまでの経験を活かし、一生懸命に取り組んでいく所存です」
「一日でも早く戦力となるよう頑張る所存でございますので、何卒よろしくお願いいたします」

・お詫びなどで相手に今後の改善策を示す

「二度とこのようなことを繰り返さぬよう細心の注意を払っていく所存です」
「今後の再発防止に向け、体制強化に取り組む所存でございます」

「所存です」の言い換え表現

最後にビジネスシーンで使える「所存です」の言い換え表現を紹介する。「所存です」と異なる点を理解すれば、その場に合った表現ができるようになるはず。

と存じます

存ずるは「思う・考える」の謙譲語。目上の人や顧客に対して、自分の意見やお願いを丁寧に言う場合には「と思います/考えています」よりも「と存じます」を用いるほうが適切。なお、似ている言葉に「存じております」があるが、こちらは「知っています」とは別の意味になる点に注意しよう。

次第(しだい)です

「次第です」は「そういうわけです」という意味で、どういう関係でそうなったのかという事情や状況、これまでの経緯を説明する表現。目上の人や顧客に対して改まった場面で使用され、同僚や部下に対しては仰々しい印象を与える。「所存です」は自分の考えを述べる際に使い、「次第です」はこれまでの経緯を説明するときに使う。

して参ります

「して行きます」の謙譲表現が「して参ります」。「して」の前には動作や手段を表す言葉が入り「努めて参ります」や「尽くして参ります」というかたちで、新規または過去から続いていることを今後も継続していく意思を表すために使われる。

つもりです

つもりは、自分がそうしたいという考えや意図を表す言葉。自分が前もって決めたことを述べる際に「つもりです」を用いる。「所存です」が堅苦しい表現であるのに対し、カジュアルな場面でも使用可能だ。

文/oki

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