アイロンと衣類スチーマーは、衣類のシワを伸ばすという用途は同じですが、自分に最適な製品を選ぶためには、それぞれ押さえるべきポイントがあります。この記事では、アイロンや衣類スチーマーの選び方と、おすすめの製品をご紹介します。
【参考】コードレス、小型軽量、コスパ、編集部が厳選した高性能アイロンおすすめ6選
アイロン・衣類スチーマーの選び方のポイント
アイロンや衣類スチーマーには様々な製品があるため、どんなタイプを選んでいいのかわからない方も多いのではないでしょうか。
まずは、選び方のポイントを解説していきます。アイロン・衣類スチーマーの製品選びに迷った時は、以下の内容を参考にしてください。
アイロンか衣類スチーマーで迷ったら、ワイシャツのアイロンのかけ方を選び方の目安にしよう
アイロンか衣類スチーマー、どちらが自分に合っているか判断するには、ワイシャツのシワを伸ばす時をイメージしてみましょう。ワイシャツの仕上がりや、いつどのようにしてシワを伸ばすかは、選ぶ際に1つの目安になります。
ピシッとシワを伸ばしたワイシャツに仕上げたい人は、アイロンがおすすめです。シワを丁寧に伸ばすためには、かけ面を使ってしっかりプレスできるアイロンが向いています。
これに対して、出がけにさっとシワ伸ばしをしたい人には、衣類スチーマーが便利です。アイロン台を準備する手間もなく服をハンガーにかけたまま、短時間で手軽にシワ伸ばしができます。
アイロンと衣類スチーマーのより詳しい違いは、下記の記事を参考にしてください。
【参考】ハンガーショット機能付きアイロンと衣類スチーマー、どっちが便利?
アイロン・衣類スチーマーの価格相場は?
Amazonの売れ筋ランキングを参考に相場価格を見てみると、アイロンは1000円台から1万5000円台までの製品が中心となっています。衣類スチーマーは、2000円台から1万6000円台までの製品が多いです。
アイロンのかけ方で、ドライアイロンとスチームアイロンを選ぶ
アイロンを細かく分けると、ドライアイロンとスチームアイロンがあります。スチームアイロンは高温の水蒸気を噴射しながらシワを伸ばせます。一方ドライアイロンには、スチーム噴射機能がありません。
スチームアイロンは、スチームを噴射しなければドライアイロンとして使うこともできます。また、スチームアイロンには“浮かしがけ”という使い方も可能で、熱で縮みやすいセーターなどの衣類もスチームでシワ伸ばしできる場合があります。ドライアイロンは浮かしがけができませんが、スチーム噴射口がなく手入れが楽なことや、比較的に価格が安いものが多いといったメリットがあります。
スチーム機能を全く使わないならドライアイロンを購入するのも良いですが、特にこだわりがないならより幅広い用途で使えるスチームアイロンを選んでおくと良いでしょう。
一人暮らしの場合のアイロン・衣類スチーマーの選び方
アイロンを毎日は使わない方や、一人暮らしで自宅のスペースが限られている方などは、収納場所に困らないコンパクトなものを選ぶと、アイロンを使っていない時も邪魔になりません。手軽に使えることを重視して、衣類スチーマーを購入するのもおすすめです。
使いやすくて価格が安いアイロン・衣類スチーマーのおすすめ製品
ここからは、おすすめのアイロン・衣類スチーマーをご紹介します。使い勝手が良く低価格のものを中心に選出しました。
【参考】コードレス、コンパクト、スチーム、安くて使い勝手のいい高機能アイロン7選
アイロンがけもできる! パナソニックの低価格で使い勝手のよい衣類スチーマー
パナソニックの衣類スチーマー「NI-FS420」は、セラミックコートを施したかけ面を備えていて、アイロンとしても使える衣類スチーマーです。Amazon実売価格は6039円。
パナソニックの衣類スチーマーの中ではコンパクトな製品で、旅行や出張の際に携帯するにも便利です。コンパクトでもタンクの容量は50mlあり、約4分間の連続スチームが可能です。
使いやすくて低価格なパナソニック製おすすめアイロン
パナソニックのスチームアイロン「NI-S55」は、Amazon実売価格が2000円以下の製品です。
かけ面の後ろ側が丸みを帯びたU型ラウンドベースになっているため、後方へアイロンをかけてもシワになりにくくなっています。また、その形に合わせてU型リンクというスチームが出る溝構造も搭載。全体にスチームが行きわたりやすく、むらなくキレイに仕上がります。
ティファール製のコンパクトなコードレスアイロン
ティファールの「フリームーブ ミニ5020」は、コンパクトながら1分間に最大80gのスチームを噴射できるスチームアイロンです。
衣類をハンガーにかけたままスチームでシワ伸ばしができるバーチカルスチームの機能も搭載しているので、衣類スチーマーと同様の使い方もできます。Amazon実売価格は6400円前後で、コードレスアイロンとしては低価格です。
アイロンのかけ面も備えたティファールのおすすめ衣類スチーマー
ティファールの「2in1 スチームアンドプレス8610」は、小型ではありますがアイロンのかけ面も備えていて、衣類スチーマーとアイロンの2WAYで使えます。
コートなどの手入れに適したアタッチメントが付属していて、本体に装着するとスチームをかけながらブラッシングができます。Amazon実売価格は4000円前後です。
コストパフォーマンスに優れたニトリのアイロン
ニトリの「スチーム・ドライ兼用 スチームアイロン ランス2 ES-2350」は、今回ご紹介している中では最安値の製品。公式通販のニトリネットでの販売価格は1290円です。
アイロン前方から水しぶきを発射する霧吹き機能や、衣類をハンガーにかけたままシワを伸ばせるパワースチーム機能を搭載。低価格ですが、十分な機能を備えています。
【参考】ニトリネット製品詳細ページ
Amazonで高評価を集めるコードレスアイロン
アイリスオーヤマの「コードレススチームアイロン SIR-03CL-A」は、Amazonのカスタマーレビューで高く評価されている製品です。70%以上のレビューで星4~5つの高評価を獲得しています。
最短30秒で立ち上がるので、急いでいる時もすぐにアイロンが使えます。スチーム量は2段階に切り替え可能。霧吹きもでき、衣類をハンガーにかけたまま使えるスチームショットの機能もあります。
これらの機能を備えつつも、アイリスオーヤマ公式通販サイト アイリスプラザで2508円という価格で購入可能です。
【参考】アイリスプラザ製品詳細ページ
アイロン・衣類スチーマーの選び方とおすすめの製品をご紹介しました。それほど高価でなくても機能が充実した製品もありますので、自分の用途や予算に合った製品を見つけて、購入を検討してみてください。
※データは2021年9月上旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
※製品のご利用、操作はあくまで自己責任にてお願いします。
文/ねこリセット