DIME MAGAZINE
そしてゆるめて過ごした心身がチェックアウト時には!?
蛇足ですが、部屋のＴＶモニターで『スカイスパ』の混雑状況もわかる……もうなんもいらん!!
以上、大満足と思っていたら、さらなるダメ押し満足がまだあった！ それが朝食。『朝食付きプラン』で宿泊予約した人限定で『京のおばんざい朝御膳』というのがいただけるんですが、つべこべいわずにもう写真を見れ！
ローストビーフに出汁巻き、ほうれん草の白和え、湯葉の焚いたん、アスパラの焚いたん、などなどなど！ 内容は３種類あって、それを日替わりで提供しておられる。いや、朝食って時間をかけずにテキパキ食べることが多いけど、これは２時間くらいダラダラ食べてたい！
朝食会場は、さっき写真載せた畳のラウンジの隣にあるイスのあるラウンジですんで、こちらの写真も載せときます！
この部屋も当然、京町家をそのまま活かしたインテリア。
こんな風に心身ともにユルユルリラックスな宿泊体験をし、朝食も食べて、これはもうなにひとつ「思い残すことなか！」と、チェックアウトしようと部屋で浴衣から私服に着替えた。
その最後に部屋に備えつけの靴べらで靴を履いた瞬間！ 今までの緩んだ気持ちがシュッと引き締まってね～。ホテル内で浴衣でユルユルできた分、私服に着替えた途端に、わかりやすくカチンとオンとオフが切り替わったんですよ。
ビジネスでホテルに泊まる時。ホテルの中ではリラックスし、いざホテルを一歩出てビジネスに向かう時には、カチッとビジネスモードに変われる。それがこのホテルの…、いやサウナ目線でいうと、『ホテル付きサウナ』の本当にズ抜けたところだと感服したしました！
ちなみにその最後に靴を履いた時の、ホテルの部屋備えつけの靴べらがあまりに使いやすかったんで、写真を載せます。あ！ 忘れてた。館内で着っぱなしだった浴衣の写真も！
この浴衣が生み出すユルユルのオフ状態を、オンに切り換えるスイッチがこの靴べらなのだった。
サウナーたちの伝説のバイブル復汗！SJ MOOK『Saunner＋（サウナープラス）』
サウナを愛してやまない「サウナー」のための本、現在のサウナブームの火付け役となった伝説のサウナ専門誌『Saunner』（2014年、小学館刊）が、7年の時を経てついに復汗（刊）！ コロナ禍による危機を超え、ブームを超え、日本のサウナの未来を考えるというテーマのもと、パワーアップして再登場！
定価1320円（税込）
B5判／132ページ
https://www.shogakukan.co.jp/books/09104252
文／カーツさとう
コラムニスト。グルメ、旅、エアライン、サブカル、サウナ、ネコ、釣りなど幅広いジャンルに精通しており、新聞、雑誌、ラジオなどで活躍中。独特の文体でファンも多い。
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