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寿命は?消費電力は?ランニングコストは?蛍光灯からLEDシーリングライトへ交換するメリット

2021.05.16

LED照明は、蛍光灯や白熱電球より寿命が長く消費電力も小さいです。ランニングコストをふまえると、LEDへの交換はメリットが大きいといえるでしょう。本記事では、電灯をLEDに交換するメリットや交換方法について解説します。

【参考】シンプルデザインからスポットライトタイプまで!部屋をおしゃれに演出するLEDシーリングライト

シーリングライトを蛍光灯からLEDに交換するメリットは?

シーリングライトを蛍光灯からLEDに交換すると、様々なメリットがあります。

シーリングライトというのは、天井に直接取り付けるように設置するタイプの照明器具のことです。高い位置から広範囲を均一に照らせるため、多くの家庭で使用されています。

ちなみに、コードやチェーンで天井から吊り下げられている照明器具は、ペンダントライトと呼びます。

【参考】シーリングライトを蛍光灯からLEDにする時のメリットとデメリット

シーリングライトを蛍光灯からLED変えると寿命が長くなる

製品や使い方によって異なりますが、一般的に蛍光灯の寿命は6000~1万2000時間程度といわれています。これに対してLEDの寿命は4~5万時間。一日6時間点灯した場合、蛍光灯よりLEDのほうが4000日以上長持ちする計算になります。

シーリングライトをLEDにすれば、蛍光灯より消費電力と電気代を抑えられる

LEDは、消費電力が小さいというメリットもあります。照明器具によっても変わりますが、LEDの消費電力は蛍光灯の半分以下になる場合が多いです。

パナソニックは、同社の一般丸形蛍光灯シーリングライト(HHLZ402/生産完了品)とLEDシーリングライト(LE-PC08D)の電気代を比較しています。

約10年間(約2万時間)使用した場合、一般丸形蛍光灯シーリングライトは約3万7800円となるのに対して、LEDシーリングライトは約1万5900円。蛍光灯器具と比べて約2万円お得になります。

【参考】パルックLEDシーリングライト(パナソニック)

蛍光灯からLEDシーリングライトへ交換するには配線工事不要

LEDシーリングライトに変更する際には、基本的に配線工事は必要ありません。天井に引掛シーリングや引掛ローゼットなどの配線器具がある場合は、自分でシーリングライトを取り付けられます。

簡単に交換できるのも、LEDシーリングライトに交換する際のメリットといえるでしょう。

LEDシーリングライトに交換する際に電気工事が必要になるのはどんな時?

LEDシーリングライトを取り付けたい場所に配線器具がない場合は、資格を持った業者による電気工事が必要になります。配線器具の設置は、資格がない人にはできないので注意しましょう。

LEDシーリングライトの交換時期の目安は?

LEDライトの寿命は4万時間以上あるので、毎日10時間使っても10年は持つ計算になります。しかし、電気回路や配線部品などLEDライト以外の部品寿命の関係で、メーカーでは10年程度を適正な交換時期としています。

【参考】照明の寿命に関する考え方(パナソニック)

シーリングライトの取り付け・取り外し方法

LEDシーリングライトの取り付け・取り外し方法は、製品によっては異なる場合もありますが、基本的には同じです。

LEDシーリングライトを取り付ける際には、まず天井の引掛シーリングや引掛ローゼット等の配線器具にアダプターを取り付けます。

次にシーリングライト本体をアダプターに取り付けます。本体の中央に穴があるので、アダプターと位置を合わせて押し上げてください。本体取り付け後、アダプターと本体をコネクタで接続する必要があるタイプもあります。最後にカバーを取り付ければ完了です。

古いシーリングライトを取り外す時は、上記の手順を逆に行いましょう。本体やアダプターを外す際には、レバーやボタンでロックの解除が必要な場合もあるので注意してください。

【参考】LEDシーリングライトはどうやって取り付ける?部屋に合わせた選び方と取り付け方

販売店などに依頼した場合のLEDシーリングライトの交換費用

LEDシーリングライトの交換を自分で行うのが難しければ、販売店などに依頼できる場合もあります。費用としては、数千~1万円程度の場合が多いです。出張費などが発生する場合もあるので、具体的な金額は販売店に確認してください。

一例として、ビックカメラ.comで購入したシーリングライトの交換を依頼する場合は、照明の取り外しが1100円から、取り付けが1650円からとなります。

【参考】照明機器 購入から設置工事までの流れ(ビックカメラ.com)

電球タイプのシーリングライトをLED化するには?

シーリングライトには、電球を取り付けるタイプもあります。

その場合、電球の口金のサイズさえ合っていれば、照明器具を買い替えなくても大丈夫なケースが多いです。シーリングライトに使用している電球を交換するだけで、LED化できます。

シーリングライトに使用するLED電球のサイズ

LED電球のサイズは、口金という照明器具にねじ込む部分のサイズで決まります。家庭用の照明器具に多く使われているのは、直径26mmのE26口金と直径17mmのE17口金です。

【参考】明るいじゃダメ!?E17口金サイズのLED電球の正しい選び方

一般電球サイズE26口金のLED電球の正しい選び方

電球色、昼白色、昼光色……シーリングライトに使うLED電球は光の色を選べる

LEDは光の色が選べます。温かみがあって電球に近い色の電球色、自然の光に近い昼白色、少し青っぽい爽やかな色の昼光色が、基本的な3種類です。メーカーによっては、昼白色と電球色の中間にあたる色味の温白色もラインナップしています。また、色を変化させられる調色機能付きのものもあります

シーリングライトに使用するLED電球の値段は?

LED電球の値段は、1個数百円から2000円を超える物まで、幅広いです。差がある理由としては、光が広がる方向の違いや自然な色に見せる演色性の高さなどが挙げられます。性能と価格を考え併せて、自分に合ったものを選んでください。

シーリングライトをLEDに交換するメリットや交換方法について解説しました。LEDシーリングライトは10年程度は使い続けられるので、交換する手間も減らせます。メリットの大きいLEDシーリングライト、この機会に交換を検討してみてはいかがでしょうか。

※データは2021年4月下旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
※製品のご利用、操作はあくまで自己責任にてお願いします。

文/ねこリセット

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