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ポジティブ?ネガティブ?腕を組む人の心理状態と人に与える印象

2024.07.25

無意識に腕を組む癖がある人は少なくありません。無意識の癖でも、周囲にネガティブな印象を与える可能性があり、ときには不快感を抱かせてしまうこともあるため、注意が必要です。腕を組む人の心理を客観的に理解して、癖の修正に取り組みましょう。

腕を組むことで相手に与える印象とは?

「つい腕を組んでしまう」と自覚している人もいるでしょう。会議などでも、腕を組んでいる人をよく見かけます。頰づえをついたりスマートフォンをいじったりするほどのマナー違反ではないとしても、避けた方がいいかもしれません。

腕を組むことで、相手にどのような印象を与えているのでしょうか?主な評価について見てみましょう。

偉そう

多くの人が感じ取ることとして、『偉そう』『高圧的』というイメージがあります。抵抗感を超えて、場合によっては恐怖心を与えてしまうこともあるでしょう。

社会生活を送る上で、無闇に居丈高な対応は避けるべきです。本人にそのつもりがなくても、相手が高慢な印象を抱いてしまったらそれが自分の評価となってしまいます。

相手が初めて会う人で、第一印象が重要な場ではなおさらです。まだ関係性が定まっていない相手に威圧的だと感じさせてはよくないでしょう。目上の人や取引先、信頼関係が構築されていない相手の前で腕を組むことは、控えるのが無難です。

頑固そう

『頑固そう』という印象につながることも多くあります。体の前方で両腕を抱えている様子から、どこか頑な(かたくな)なイメージを抱かせるのです。

頑固という評価には、よく捉えれば信念を貫くような実直さを感じる場合もあります。一方で、融通が利かない、わがまま、自分勝手などネガティブな雰囲気を伝えてしまうケースもあるのです。

そのような雰囲気は、近寄りがたいと感じさせることや、付き合いにくいと思わせてしまう場面があります。さまざまな人と協力や連携が必要な社会では、お互いにとってよくありません。

このように、頑固な印象から派生するイメージを全体的に見てみると、人前ではできるだけ腕組みを控えることが適切だと言えます。

信用されていなさそう

上半身の前方で両腕を抱えていると、自分をガードしているように見えます。ひいては、相手に気を許しておらず、警戒心を抱いていると思わせてしまうこともあるでしょう。

腕組みで自分をガードして距離をおかれている印象は、心を開いてもらえていないと判断されてしまいかねません。そうなると「信用されていない」「受け入れられていない」という不信感を、相手に生じさせてしまう可能性があるのです。

腕を組む人の一般的な心理

腕を組む行為が相手に与える印象も気になるところですが、実際に腕組みをする人の心理にはどのようなものがあるのでしょうか。具体的に見ていきましょう。

警戒心から

誰でも多かれ少なかれ、心を許していない人に対しては慎重になるものです。様子を見るという行動は、相手への『警戒心』が一つの要因と言えます。

話していくうちに、あるいは接点が多くなるにつれ、相手のことが信用できなくなることもあるものです。より注意深くなる必要がある場面では、警戒心が働き、腕組みにつながるケースもあります。

警戒心が引き起こす腕組みは、多くの場合は無意識の行動です。人間の身体的な弱点の一つが腹部ですが、そこを防御して身を守る行動だと言われています。初めは腕組みすることが多かった相手が、次第に腕を解くようになったなら、それは安心感が生まれたサインかもしれません。

隠したいことがある

知られたくないことを胸の内に秘め、『相手に隠しごとがある』という心理も腕組みの要因の一つとされています。本意や事実を知られないように身構えている状態です。

腕を組んだ場合、両腕が位置するのは心臓の上や腹部になります。それぞれ人間の急所であり、防御するべき部位です。秘密を守りたい気持ちが、急所をガードする行為につながっています。

急な言い訳を考えるなど、瞬時の判断を求められると、人は前かがみになる傾向があります。その際にとっさにとる行動が腕組みであり、動揺を悟られないための保身とも捉えられるでしょう。

いら立ちや怒り

腕組みは、相手に対して『いら立ちや怒り』を抱えている際にする行為でもあります。腹の中でふつふつと湧く怒りを抑えている様子と考えられるでしょう。

両手で前方に壁を作り、近づくことを拒絶する信号を送っているのです。怒りのボルテージが大きいほど、手の位置が高くなり心臓に近くなるとされています。

『腹を決める』は決心すること、『腹黒い』はよくない考えを巡らせる人を指し、『腹に据えかねる』は我慢を超えて許せなくなったという意味です。このように、古来より人間は腹でものを考え、感情がたまっていくと考えてきました。

また、悩みが大きくなると、胃が痛くなる人も多いでしょう。感情や思考とつながっている腹を押さえる腕組みは、怒りや憤りを抱えている状態だとする考えもあるのです。

集中している

腕組みは、『意識を集中している合図』とも受け取れます。考えを研ぎ澄ませたいときは、できるだけ外界との接点をシャットアウトし、自分だけの世界を作りたいものです。

自分の殻にこもろうとする意識が、やや前傾姿勢をとり腕組みを促す場合があります。そうすることで、より鋭敏な思考の状態を作っているのです。

打ち合わせや相談などのときに、相手が真剣な表情で腕組みをし始めたら、それは考えを深め集中して答えを探している状態だと察しましょう。

ポジティブな心理もある?

ネガティブな評価や印象が多い腕組みですが、ポジティブな心理でする場合もあります。腕組みに潜むポジティブな心理について考察しましょう。

自分を魅力的に見せたい場合も

威圧感や排他的な印象を与える腕組みですが、別の側面から見ると『自信』や『誇り』などを示しているとも言えます。男性に多く見られる傾向ですが、自分の実績や能力を知ってほしい、高く評価してほしいと願う気持ちが、堂々とした態度として腕組みに表れるのです。

一方、女性の心理では『滑らかなボディラインを作りたい』などの思いから胸周辺で腕組みをするケースが見られます。備わった魅力をより強調する効果が期待できるからです。

反対に、自信がなくコンプレックスを抱く部分を隠すために腕組みをする場合もあります。これは、ウィークポイントを隠すことによって、相対的に魅力をアップさせるためです。

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