いつでもおいしい缶ビールですが、飲みすぎると二日酔いになったり、体重が気になることもありますよね? そこでチェックしたいのがカロリーや糖質などの成分。
そこで今回はアサヒ、キリン、サッポロ、サントリーが発売している人気のビール4銘柄の1缶あたりの成分をご紹介していきます。
【カロリー】人気銘柄別 缶ビール1本あたりの成分表【糖質】
紹介するビールは「アサヒスーパードライ」、「キリン一番搾り 生ビール」、「サッポロ生ビール黒ラベル」、「ザ・プレミアム・モルツ」の4銘柄。公式サイト記載の「成分表」を参考に、各缶サイズのカロリーと糖質をご紹介します。
※公式サイトには100mlあたりの成分が表示されているため、成分はそれぞれの缶サイズに合わせて算出しています。
〈例〉アサヒスーパードライ 135ml缶の場合:エネルギー42kcal×1.35=56.7kcal
【容量別】アサヒ アサヒスーパードライの缶ビール成分表
アサヒビールが発売している「アサヒ スーパードライ」の缶ビールは、容量が小さい順に135ml、250ml、350ml、500mlの4種となっています。それぞれのカロリーと糖質は以下の表のとおりです。
私たちがよく口にする350ml缶のエネルギーは147kcalで、糖質は10.5gとなっています。
【参照】アサヒスーパードライ
【容量別】キリンビール「キリン一番搾り 生ビール」の缶ビール成分表
「キリン一番搾り 生ビール」の缶サイズは135ml、250ml、350ml、500ml缶の4種。カロリーおよび糖質は以下のとおりとなっています。
おなじみの350ml缶は、140kcalで糖質9.1gとなっています。
【参照】キリン一番搾り生ビール
【容量別】サッポロ 黒ラベルの缶ビール成分表
サッポロビールが発売している「サッポロ生ビール黒ラベル」は、135ml、250ml、350ml、500mlサイズの缶ビールです。カロリーと糖質は以下のとおり。
わたしたちがよく飲む350ml缶のエネルギーは、1缶あたり140kcalで、糖質は10.15gとなっています。
【参照】サッポロ生ビール黒ラベル
【容量別】サントリー ザ・プレミアム・モルツの缶ビール成分表
サントリーの天然水をつかった生ビール「ザ・プレミアム・モルツ」は250ml、350ml、500mlの缶サイズが発売されています。カロリー、糖質は以下のとおりです。
350ml缶1つあたりのエネルギーは164.5kcalで、糖質は12.6gです。
【参照】ザ・プレミアム・モルツ
缶のまま? グラスに注いで? 缶ビールの美味しい飲み方は?
缶ビールは、もちろんそのままでもおいしくいただけます。しかし、グラスに「3度注ぎ」を行うことで、より美味しく飲むことができます。
3度注ぎとは、ドイツやチェコ伝来の注ぎ方で、泡立てながら時間をかけてグラスに注ぐことで、ビールがよりおいしくなるといわれています。
その方法はいたってシンブル。以下の手順で「3度注ぎ」をしてみましょう。
1:グラスをテーブルに置いて、なるべく高い位置からビールを注ぎます。はじめはゆっくり、途中から泡を立てるように勢いをつけ、泡でグラスをいっぱいにします。できたら2分ほど待ちます。
2:泡がおさまってきて、泡の量がグラスの半分くらいになったら、グラスの縁からそっとビールを注ぎこみます。泡がグラスから1cmほど盛り上がったら再び待ちます。
3:盛り上がった泡がグラスの縁よりも下に下がる前に、泡が崩れないようゆっくりとビールを注ぎ足します。泡がグラスの縁から2cmほど盛り上がればOK!
以上でビールの「3度注ぎ」は完了。
「三度注ぎ」をすると、しっかりと立てた泡がふたの役割をして、香りが長く保てるだけでなく、飲みはじめた時と飲み終わる時で味が異なり、飲みながら味の変化を楽しめることがキリンの研究で明らかになっています。
【参照】キリンホールディングス 香りと味の違いを科学で解明!「三度注ぎ」のビールはなぜおいしいのか
【関連記事】家呑み派は必読!ビールがおいしくなる注ぎ方「3度注ぎ」をやってみた
缶ビールを安い値段で手にいれる方法は?
一般的に、1本ずつ缶ビールを購入するよりも1ケース(24本)ずつ缶ビールを購入した方が、1本あたりの価格は抑えられる傾向にあります。
また、Amazonなど通販サイトを活用すれば、安価かつ手軽に缶ビールを手にいれられるでしょう。
【関連記事】一番安いのはどこ?人気通販サイト5社のビール販売価格を徹底比較
意外と深い!? 缶ビールの歴史
【参照】サッポロビール
缶ビールが初めて発売されたのは1935年のアメリカで、コーントップ型と呼ばれる王冠を用いた缶でした。同時期、日本においてはアサヒビールやサッポロビールなどの前身である「大日本麦酒」が缶ビールの発売を検討していたそうですが、様々な問題があり、商品化にはいたりませんでした。
※データは2021年3月上旬時点での編集部調べ。
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文/髙見沢 洸