無印良品のほぼすべての商品が並ぶという驚きの品揃えと、多方面から暮らしに寄り添った新たなサービスを兼ね備えた超大型店舗。「百貨店を超えた〝百八貨店〟」の名に偽りなし!
無印良品 東京有明
[住]東京都江東区有明2-1-7 1-3F
[営]10:00〜20:00 [電]03・6380・7818
[休]不定休 ※営業時間は変更の可能性があります。
「無印良品」ツウはここを見る!
編集部 ハラグチ
幾度となく無印良品企画を担当。自宅駅近くの店舗には常に立ち寄り、チェックを欠かさない。有明で気になっているのは量り売り!
空前絶後の商品数を誇る広い店内はストレスフリー
「無印良品 東京有明」は、売り場面積約4600平方メートルを誇る関東最大店舗。外観は全面ガラス張りで、店内には自然光が降り注ぐ。天井も高く、明るい印象だ。
1階は食品を中心としたフロア。注目は、「食のコンパクトライフ」を提案する量り売り。ガラス張りでエリア分けされた空間には瓶詰のディスプレイが並び、実験室のよう。江東区と協力した「フードドライブ」をはじめ、同社の環境に関する取り組み意識の高さがうかがえる。圧倒的な商品数も特徴で、特にファンの多いレトルトカレーは40種以上と選び放題だ!
2階はモデルハウスが丸ごと展示される大胆さで、圧巻の品揃え。新サービス「くらしなんでも相談所」では、暮らしの困りごとを相談できる場所として、訪問型「お片付けサポート」(エリア限定)にも無料で対応。これは個人的にも利用してみたいサービスのひとつだ。
3階は衣類や雑貨がメイン。品数は多いものの、明確にジャンル分けされた配置で、買い回りしやすいのも印象的。「こんな商品もあったの!」という発見の連続で興奮と物欲が止まらない!
地域に密着した個店経営を目指す無印良品。ここ有明では、子育て世帯の多いエリア特性に合わせ、子供用品も充実。広い通路はベビーカーも通りやすく、密になりづらい。限定の「黒の家具」も、これまで避けていたカラーながら周辺地区の住民へ行なったヒアリングで導入を決めたという。
無印良品が目指す指針を可視化するとともに、同ブランドの(ほぼ)すべての商品が揃うここは、まさにムジラーの新・聖地! ぜひ一度、足を運んでみることを強力におすすめします!
■ キャッチコピーにも注目
有明推しのキャッチコピーが至るところに。ユーモアたっぷりのご当地キャッチコピーは地方店舗でも取り入れられている。ぜひ探してみて。
■ 非接触を意識したシステムを導入
セルフレジ
密を避ける取り組みとして、レジの数を増やし、配置を分散させている。スペースも広く、ベビーカーも安心。
商品受け取りロッカー
ネットで注文した商品を店舗で受け取ることができる新サービス。ロッカーに入る商品に限られるが、送料無料なのはうれしい。
〝有明ガーデンの1階から〟START
〈1F〉食品・カフェ・ベーカリー
人気のカレー、冷凍食品が大充実新鮮野菜や限定スイーツも!
[青果]
無印良品が直接つながった生産者の新鮮な野菜が並ぶ。見慣れない野菜の調理方法や健康をサポートするレシピ提案など、情報発信も。
[ベーカリー]
焼きたてパンの香り漂うベーカリーはトレイを置くだけでパンを自動認識し、代金を計算する最新レジシステムを導入。スムーズ会計は新感覚。
『揚げカレーパン』240円(税込み)
有明でしか買えない売り上げ1位の看板商品。10種類以上のスパイスが香り、食欲をそそる。