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「守銭奴」と呼ばれる人の特徴と上手な付き合い方

2021.03.14

『守銭奴(しゅせんど)』という言葉は日常生活では馴染みの薄い言葉です。もし、周囲から守銭奴と言われたら、それはどのような意味なのでしょうか?言葉の意味や守銭奴と呼ばれる人の特徴と心理、さらには上手な付き合い方を紹介します。

守銭奴の意味とは?

守銭奴という言葉は、どのような意味なのでしょうか。まずは言葉の意味や語源について、正しく知識を深めておきましょう。

貪欲でケチな人のこと

『お金への執着がとても強く、ケチな人』を守銭奴と言います。

文字通り、『銭を守りたがる人』と考えれば良いでしょう。『いついかなるときもお金を蓄えることに熱心で、決して使おうとしない』、このような特徴のある人が該当します。

字面を見ると分かりますが、この言葉は決して良い意味では使われません。誰かを指して「守銭奴だ」などと軽々しく口にしないように注意しましょう。

『ケチ』も同義として使われることがありますが、こちらはより汎用性の高い言葉です。

ケチは、せこい人や狭量な人を指す場合にも使われます。一方で守銭奴は、誰かのお金に対する態度を指すとき以外に使われることはあまりありません。

語源

守銭奴という言葉は、『守銭奴(L‘Avare)』という戯曲のタイトルにちなむとされます。これはフランスの劇作家・モリエールが書いた性格喜劇で、1668年に初演されました。

戯曲には、守銭奴の主人公が登場します。お金に並々ならぬ執着があり、お金を使うことが身を切られるよりもつらいと感じるような人物です。

何ごとに対しても「お金、お金」と言いがちな人は、この戯曲の主人公を連想させます。そのため、お金に強い執着心を見せる人をこの戯曲のタイトルに例えるようになったのです。

守銭奴の特徴をチェック

お金への執着心が並外れて強いのが守銭奴です。周囲を見回してみて、お金が全てという拝金主義的な人がいれば、その人は守銭奴と言えるかもしれません。

あるいは、我が身を振り返ったときに「お金に執着している」と感じるなら、自分も守銭奴の要素があるのです。お金に執着する人にありがちな特徴を見ていきましょう。

お金に対してシビア

守銭奴は、いついかなるときも自分のお金が減ることが耐えられません。そのため、お金を出さなければならないシーンではシビアに振る舞います。

例えば、食事会や飲み会で「自分はあまり食べていないから」と言って割り勘を渋ったり、少額でも端数まできっちり割り勘したがったりするのは、非常によくある特徴です。

他にも、お祝い事のご祝儀を出し渋る、プレゼントをしないなども守銭奴にありがちでしょう。

守銭奴はお金が何よりも大切です。普通の人なら「ケチだと思われるかも」「失礼な人だと思われるかも」とためらう状況でも、お金第一で振る舞えます。

無料やお得情報に弱い

『自腹を切らなくて良い』というのは、拝金主義者にとっては大きな魅力です。

例えば、無料のものやサービスがあれば、迷わず手を出します。あるいは誰かがおごってくれるというときも、遠慮はしないでしょう。ここぞとばかりに、普段頼まないような高額なメニューを選びます。

守銭奴にとって、その商品やサービスが本当に必要かどうかは問題ではありません。大切なのは、自分がいくら得をしたのかということです。

守銭奴はあらゆるものを金額換算し、その差額に喜びを感じます。「本当だったら○○円なのに、タダだった」などは、特にうれしいケースでしょう。

お金をためることが喜び

お金を中心にして生きている人は、貯金が大好きです。他には代えがたい楽しみと言って良く、通帳を開いて残金を確認することに喜びを感じています。

もちろん、守銭奴でなくても、お金をためたいと考える人は少なくありません。しかし、多くの場合は使う目的があってのことだったり、それぞれのライフステージに必要だったりするからでしょう。

ところが守銭奴は、お金をためることそのものが目的です。使う予定は一切なく、ひたすらためたいと思っています。どれほど蓄財できたとしても、そのお金を寄付や人のために使うという発想は一切ありません。

損得勘定で動く

守銭奴は、損か得かを金額で判断しがちです。何か行動をするときは、金銭的なメリットがあるかどうかが非常に重要なポイントとなります。

例えば、デートでもお金が掛かるなら行かなくて良いと思いますし、恋人へのプレゼント代も出し渋ります。お金を持っている・いないに関わらず、支払う金額以上のメリットがあると思えなければ、お金を出しません。

このような人は、人間関係も損得で測ることが多いため、心を許し合える人ができにくい傾向があります。いろいろと頭の中で計算をして人に近づくため、はたから見ると付き合いにくい人にも見えるかもしれません。

なぜ守銭奴に?心理を紹介

誰しもお金は大切ですが、守銭奴とまで言われる人は度が過ぎている印象です。お金に執着する人にはどのような心理が働いているのでしょうか?お金へのこだわりから考察してみましょう。

何よりお金が1番

お金がこの世で1番大切、お金さえあれば良い、これはお金に執着する人が抱きがちな思考パターンです。

一般的な人は家族や友人、仕事など世の中にはお金よりも大切なものがあることを知っています。しかし、拝金主義の人は「信じられるのはお金だけ」と思っており、目に見えない絆や愛を信じられません。

誰かと会っても何かをしても、お金以外に興味を持てません。日々の生活や人生において、お金を手に入れてためることだけが喜びであり、生きがいなのです。

将来のために備えておきたい

「将来お金が必要になったときに足りないかもしれない」「老後にお金がなくて困るかもしれない」など、未来に対するネガティブな不安が強い人ほどお金に重きを置きやすいでしょう。

常に拝金主義で生きている人は、それ以外の価値観を信じられません。将来何か困ったことがあっても、解決できるのはお金だけと思っています。

このような人は、貯蓄額がいくらあっても満足できません。たとえ現在十分な財産をためていたとしても、将来足りなくなる可能性はあります。どれほど貯金しても安心ができずに、お金に強く執着してしまうのです。

過去にトラウマがある

幼少期のつらい経験がトラウマになって、その人の人格形成に大きな影響を与えることがあります。守銭奴と呼ばれるほどお金に執着する人は、幼少期にお金に関係するつらい体験をしているのかもしれません。

例えば、家庭が裕福でなく常にお金に困窮していたり、裕福な暮らしから一転して貧しい暮らしを強いられたりした場合、お金さえあればと思う場面は多かったはずです。

大人になって収入を得られるようになったとき、1円でもむだにしたくないと思うのは当然でしょう。

守銭奴と呼ばれる人は、幼少期のようなつらい思いを二度としたくないと考えて、必死にお金をため込んでしまうのです。

守銭奴にはどう対応する?

お金への執着心が強い人と付き合う必要があるとき、普通の感覚で接するとイライラしたり腹が立ったりしやすいでしょう。なるべくお互いがストレスをためずに付き合うには、どうすれば良いのでしょうか。

相手に合わせる

守銭奴とそれなりに円満に付き合うには、自分の感覚と相手の感覚が違うことを受け入れる必要があります。守銭奴がお金に細かいのは当然と考えて、相手のペースに合わせましょう。

例えば、飲み会や食事会はあらかじめその人に金額の上限を聞いて、みんなで割り勘にすると決めておきます。会計の際は面倒でも端数まできっちり割り、端数でもめそうだと思ったら、最初から自分が出すと決めておくと良いでしょう。

誰かの執着やこだわりをなくしたり、変えたりするのは難しいことです。面倒なことも、全て想定内ならさほどイライラしません。自分が一歩引いて対応した方が、ストレスを感じずに済むでしょう。

お金の話題を避ける

お金の話題が絡まなければ、守銭奴をやり過ごすのは簡単です。なるべく波風を立てずに付き合いたいなら、お金の話題は避けましょう。お金の話が思わぬトラブルを招き、お互いが相手に対してイライラしやすくなります。

それでもストレスを感じる場合は、距離を取るしかありません。相手が職場にいて避けようがないなら、仕事以外の話を控えます。

プライベートな話題を避ければ、「得する・しない」「儲かる・儲からない」といった話にはなりにくいでしょう。

守銭奴と言われないためには

お金にこだわるのは、度が過ぎなければ悪いことではありません。しかし、あまりにも度が過ぎる場合は現状を改めた方が良いでしょう。

守銭奴と呼ばれるのが不本意だと感じる場合は、そう呼ばれることがないように自分を変えるためのポイントを紹介します。

お金への執着心を手放す

何かを成し遂げたり手に入れたりするために必要なツールがお金です。あくまでも目標達成手段の一つと考えれば、こだわるポイントはそこではないと理解できます。

お金をためることに執着している人は、お金を手放すことに意識を向けてみましょう。

いきなりお金の使い道を考えるのが難しい場合は、お金を使う練習から始めてみるのがおすすめです。毎月一定額を決めて使い道を考えてみたり、誰かにちょっとしたプレゼントを贈ってみたり、どのようなことでも構いません。

お金を使って楽しみを得る体験をすれば、『お金はツール』という考え方にも共感できるようになってくるはずです。

お金以外の大切なものを増やす

お金に執着してしまうのは、それ以上に価値のあると感じられるものがないためとも考えられます。より大切なものが見つかれば、お金への執着も薄らぐかもしれません。

例えば、少し豪華な食事を楽しんでみたり、すてきな景色を見に出掛けてみたりすれば、気分が上がります。さまざまな体験をする中で『趣味』と呼べるものが見つかれば、そこにお金を使いたくなることもあるでしょう。

お金以外に集中できるものや好きだと思えるものが見つかれば、お金の優先順位は自然に下がるのではないでしょうか。

構成/編集部

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