アパレル業界に代表される接客業のロールプレイング
アパレル業界や飲食業界などでは、接客力を高めるためにロールプレイング研修が導入されている。参加者を店員役と客役に分け、店員役が客役の相手に対して接客をし、座学で学んだことを実践する流れが一般的だ。
客との会話を疑似体験することで、どのようにマニュアルや知識を生かすのかを身に着けやすく、短時間での接客力向上に期待できる。
FFやドラクエに代表されるロールプレイングゲームとは
RPGとも略されるロールプレイングゲームは、元々アメリカで考案されたテーブルゲームだった。プレイヤーはゲームの世界設定に沿ったさまざまな役割を選び、ゲームの中の謎解きや戦闘に挑戦する。紙や鉛筆、サイコロなどの道具と会話を使って進めていくのが特徴で、現在はこうした形式のゲームを「テーブルトークRPG」と呼ぶ。
日本では、FFやドラクエのように、ロールプレイングゲームをコンピューター上で再現したコンピューターRPGが爆発的な人気を博したことから、ロールプレイングゲームという呼称はこちらを指すようになった。
文/oki