スマホのアプリゲームなどに課金をしたことはありますか?
AndroidスマホならGoogle Playの購入履歴から、今までアプリに使った金額をチェックできます。しかし、その合計金額を知ることはできません。ですが、パソコンとGoogleのスプレッドシートなどの表計算アプリを使えば、合計金額を確認できます。
アプリ課金を初めて7年の筆者がその実例とともに確認方法を紹介していきます。
Google Playで購入履歴を確認する方法
最初にGoogle Playで購入履歴を表示する方法をチェックしていきます。
スマホで確認する方法
1:「Google Play」を起動します。
2:画面の左上にある三本線をタップします。
3:「アカウント情報」をタップします。
4:「購入履歴」をタップします。
パソコンで確認する方法
1:「Google Play」にアクセスし、スマホのGoogle Playと同じアカウントでログインします。アカウントの確認は画面の右上のアイコンでできます。
2:「アカウント」をクリックします。
3:「購入履歴」をクリックします。
以上の操作で、今までにGoogle Playで課金・購入した金額と詳細がわかります。
Google Playで購入履歴の合計金額を導き出す方法
それではいよいよ、Google Playの購入履歴の合計額を出してみましょう。用意するものは……。
・インターネットに接続できるパソコン
のみです。少々行程が長いかもしれませんが、専門的な知識や難しいソフトは使わないため、誰でも簡単にできるはずです。
1:ブラウザを立ち上げ、「Google Play」にアクセスします。
2:スマホと同じGoogleアカウントにログインしているか、画面の右上に表示されているアイコンで確認します。
3:画面の左側にある「アカウント」をクリックします。
4:「購入履歴」をクリックします。
5:購入履歴を下の写真のようにすべて選択した後、コピーします。
6:購入履歴をコピーしたらGoogleスプレッドシートにアクセスします
7:「新しいスプレッドシートを作成」の「空白」をクリックします。
8:好きな場所に手順5でコピーしたテキストを貼り付けます。
9:貼り付けたテキストの中に「キャンセルしました」と表記がある場合は、その下に表示されている「¥〇〇〇」を消去していきます。
※Windowsの場合は「コントロールキー+F」で、Macの場合は「Commandキー+F」を押して「キャンセルしました」を検索すると見つけやすいです。
9:データを貼り付けた列の右側に表示される▼をクリックし(下の写真参考)、「A→Zでシートを並び替え」をクリックします。
10:「¥〇〇〇」と表示されているデータのみを切り取ります。
11:手順10で切り取ったデータを別の列に貼り付けます。
12:Windowsの場合は「コントロールキー+H」を、Macの場合は「Commandキー+H」をキーボードで同時に押して、「検索」に「¥」を入力。「置換後の文字列」は空白のまま「すべて置換」をクリックします。
13:空白のセルを選んで「=sum(」と入力した後、手順11で貼り付けたテキストの列を選択。エンターキーを押します。
以上で合計金額が割り出せます。
筆者の場合は7年間でおよそ70万円もの金額をアプリに使っていました……。
「使いすぎているな……」と思ったら、予算の設定を!
合計金額を「課金し過ぎている」と感じたら、予算の設定をしてみてはいかがでしょうか。Google Playの課金額が、設定した予算に近づくとお知らせしてくれます。
1:スマホで「Google Play」を開きます。
2:画面の左上にある三本線をタップします。
3:「アカウント情報」をタップします。
4:「購入履歴」を開きます。
5:「予算を設定」で金額を入力し、「保存」タップしてください。
Google Playの購入履歴は削除できるの?
残念ながら2020年12月現在、Google Playの購入履歴は削除できません。
Google Playの購入履歴が消えた!? 原因は?
今まで表示されていたのに、突然購入履歴が消えてしまった時は、一度スマホを再起動してみましょう。また、OSのアップデートにより、改善される可能性もあります。
複数のGoogleアカウントを持っている人は、Google Playにログインしているアカウントが、購入履歴を確認したいアカウントがどうか確認してください。
Google Playの購入履歴に「0円」表示があるけどこれは何?
例えば、YouTubeで購入した映画などのサブスクリプションは、項目こそ表示されるものの、Google Playの購入履歴上では「¥0」と表示されます。また、初月無料のアプリやサービスを登録した場合にも「¥0」と表示されることがあります。
身に覚えのない請求が見つかった場合は?
まずはクレジットカードの明細書をチェックしてみましょう。Google Playで購入した場合は、次のように記載されています。
「Google アプリのデベロッパー名」(Androidスマホの場合)
「Google アプリ名」(Androidスマホの場合)
「Google コンテンツタイプ」(例:Googleブックスなど)
一致しない場合、その請求はGoogle Playからではないようです。決済機関(カード発行会社など)に問い合わせましょう。
次にGoogle Playの購入履歴に身に覚えのない請求がないか、パソコンからGoogle Playにアクセスして確認しましょう。
身に覚えのない請求があった場合は、「誤った支払い方法で購入していないか」「子供がゲームで遊んでいて偶然、請求が発生しなかったか」を確認してください。
それでも身に覚えのない請求があった場合は、購入履歴の右側に表示されている「問題を報告」を選択し、「この購入や請求に心当たりがない」を選びましょう。問題を具体的に記入した後、「送信」をクリックしてください。
【参照】Google ヘルプ
※データは2020年12月上旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全・正確性を保証するものではありません。
※製品のご利用、操作はあくまで自己責任にてお願いします。
文/髙見沢 洸