
例えば英語で書かれているWebページにしか、知りたい情報が記載されていない時、あなたはどうしますか? 英語に明るい人であれば、すらすらと読むことができるでしょう。ですが、英語が苦手な人は1つ1つの単語を翻訳しなければ、情報を得られません。
そんな時はブラウザをGoogle Chromeにしてみませんか? Google Chromeの“翻訳機能”を使えば、たった2クリックでページを丸ごと、日本語に翻訳できちゃうんです。
Webページを丸ごと翻訳! Google Chromeの翻訳機能の使い方
それでは早速、日本語以外の言語で書かれているWebページを、Google Chromeの翻訳機能を使って、丸ごと翻訳してみましょう!
といっても、実は使い方はとても簡単。
1:日本語以外の言語で書かれたWebページを開きます。
2:画面の上側にあるURLの欄の右にある「翻訳」のアイコンを1クリック。
3:「日本語」をクリックすればOKです!
すると画面全体のテキストが日本語に翻訳されるはずです。
いかがでしたか? 翻訳はできましたか? たったこれだけの操作で、Webページ全体を日本語に訳せるのはとても便利といえるのではないでしょうか。
【参照】アメリカ大使館HP
iPhoneやAndroidスマホでもGoogle Chromeの翻訳機能は使える?
iPhoneやAndroidスマホでも、Google Chromeアプリで翻訳機能を使えます。実際に見ていきましょう。
1:Google Chromeアプリで翻訳したいサイトを開きます。
2:iPhoneの場合は画面の右下、Androidの場合は画面の右上にある「…」をタップします。
3:「翻訳…」をタップします。
4:画面全体が日本語に翻訳されるはずです。
【参照】ドイツ大使館
Google Chromeで翻訳できない時の対処法
日本語表示したいサイトやアプリのバージョンによって、Google Chromeで翻訳ができないこともあるようです。
というのもGoogle Chromeの翻訳機能は、「Google翻訳」を使っているため、対応していない言語が書かれているWebサイトでは、日本語に翻訳できないのです。
ちなみに……Google翻訳は100以上の国や地域の言語をカバーしているため、「翻訳できない言語のWebページ」はレアケースでしょう。
【参照】Google翻訳 概要
なお、言語をカバーしているにも関わらず、Webページを翻訳できない時は、App StoreもしくはGoogle Playストアで、アプリのアップデートをしてみましょう。それでもうまく翻訳できない時は、スマホを再起動してみてください。
【関連記事】iPhoneのアプリをうまくアップデートできない時の対処法
【関連記事】Google Playストアからスマホやタブレットのアプリをダウンロード、アップデートする方法
Google Chromeの拡張機能でさらに便利! アドオン「Google翻訳」
日本語で書かれているWebページを見ていた時、一部だけ英語などのほかの国の言語が使われていた場合、上記で紹介した方法では翻訳ができません。
というのも、Google Chromeの翻訳機能のアイコンは、ページ全体が他言語で書かれていなければ使えないためです。
そこで使いたいのが、Google Chromeの拡張機能「Google翻訳」です。拡張機能はほかのブラウザの場合「アドオン」などとも呼ばれています。まずは拡張機能の追加方法から見ていきましょう。
Google Chromeを開いて、こちらにアクセスし、「Chromeに追加」をクリックしてください。「拡張機能を追加」をさらにクリックします。
次に画面の右上に表示されているジグソーパズルのマークをクリック。「Google翻訳」の欄に表示されているピンのマークをクリックしてください。すると、画面の右上にGoogle翻訳のマークが表示されます。
これで準備はOK!
あとはWebページを見ていて、わからない言語が記載されていたら、以下の操作を行いましょう。
1:翻訳したい言語をコピーします。
2:画面の右上にあるGoogle翻訳のアイコンをクリックします。
3:表示されるバーにコピーした言葉をペーストします。
4:「翻訳」をクリックします。
5:翻訳結果が表示されます。
iPhoneやAndroidスマホでもGoogle Chromeの拡張機能は使える?
残念ながら2020年12月現在、スマホのアプリ版Google Chromeで拡張機能は使えません。翻訳したい言語がある場合は、コピーして「Google翻訳」で、和訳するなどの方法があります。
※データは2020年12月上旬時点での編集部調べ。
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文/髙見沢 洸