夫婦仲を円満に保つための“夫婦円満投資”コロナ禍前も現在も1位は「誕生日プレゼント」
夫婦仲を円満に保つための取り組みである“夫婦円満投資”について質問した。
全回答者(1,000名)に、夫婦が円満にいるためにお金をかけたいことを聞いたところ、【コロナ禍前にお金をかけたいと思っていたこと】では「誕生日プレゼント」(37.1%)が最も高く、次いで、「旅行」(36.3%)、「特別な日の食事」(30.0%)、「結婚記念日のプレゼント」(22.6%)、「クリスマスプレゼント」(17.5%)となった。
また、【現在お金をかけたいと思っていること】では、こちらも「誕生日プレゼント」(30.6%)が最も高く、次いで、「特別な日の食事」(26.0%)、「旅行」(24.6%)、「結婚記念日のプレゼント」(20.0%)、「普段の食事」(16.1%)となった。
【コロナ禍前にお金をかけたいと思っていたこと】と【現在お金をかけたいと思っていること】を比較すると、どちらも「誕生日プレゼント」(コロナ禍前37.1%、現在30.6%)や「結婚記念日のプレゼント」(コロナ禍前22.6%、現在20.0%)などプレゼントに関する回答が上位に。
他方、「旅行」はコロナ禍前36.3%、現在24.6%と、現在のほうが11.7ポイント低くなった。感染リスクを考慮し、コロナ禍が収束するまでは、旅行以外のことにお金をかけ夫婦仲を円満に保ちたいという人が多いのではないだろうか。[図33]
[図33]
夫婦の円満度にはコロナ禍の影響なし?コロナ禍以前の点数は平均73点、現在の点数は平均72点
夫婦の円満度について質問した。
全回答者(1,000名)に、夫婦の円満度(100点満点)を聞いたところ、【コロナ禍以前の点数】では「80点台」(25.1%)に最も多くの回答が集まったほか、「70点台」(15.9%)や「90点台」(15.1%)、「100点」(15.6%)にも回答が集まり、平均は73.4点だ。また、【現在の点数】でも「80点台」(25.6%)に最も多くの回答が集まり、平均は72.3点だった。
平均点をみると、【コロナ禍以前の点数】は73.4点、【現在の点数】は72.3点と、コロナ禍の前後で大きな差はみられない結果となった。[図34]
[図34]
コロナ禍に夫婦の円満度がアップするきっかけとなったエピソードとは?
全回答者(1,000名)に、コロナ禍に夫婦の円満度がアップするきっかけとなったエピソードを聞いたところ、「テレワークで夫が家にいるようになり、仕事の大変さや家事の大変さをお互いに認識できたこと」「在宅勤務で夫が自宅で仕事をする姿をみて惚れ直したこと」「在宅勤務中、子どもの成長を夫婦で一緒にみて喜べたこと」といった在宅勤務・テレワークに関する回答や、「今までやったことのないことに夫婦で話し合いながら取り組んだこと」「一緒にいる時間が増え、テレビを一緒に観るなど、一緒に笑う時間が増えたこと」「自炊が増えて、一緒に料理をする時間が増えたこと」「会話の時間が増え、お互いに支え合うことを意識できたこと」といった、おうち時間に関する回答が多く挙げられた。
また、「GoToトラベルキャンペーンでお得に旅行する計画を夫婦で一緒に立てたこと」「長引く外出自粛で旅行に行けないことを悲しんでいたら、豪華なリゾート旅行をサプライズでプレゼントしてくれたこと」といった旅行に関する回答や、「コロナ禍での出産の際、入院中に夫が育児の大変さを理解してくれたこと」「子育ての負担が増えたが、夫婦で一緒に乗り切ったこと」といった子育てに関する回答、「毎日、元気に帰ってきてくれるだけで十分だと感じられるようになったこと」といった幸福感の変化に関する回答が挙げられた。[図35]
[図35]
夫婦円満の秘訣・ノウハウを教えてほしい芸能人1位「ヒロミ・松本伊代夫婦」「杉浦太陽・辻希美夫婦」
最後に、全回答者(1,000名)に、夫婦円満の秘訣・ノウハウを教えてほしい芸能人(夫婦)とアニメキャラ(夫婦)を質問した。
芸能人(夫婦)では、1位「ヒロミ・松本伊代」「杉浦太陽・辻希美」(ともに39件)、3位「佐々木健介・北斗晶」(38件)、4位「三浦友和・山口百恵」(31件)、5位「唐沢寿明・山口智子」(25件)となった。[図36]
[図36]
また、アニメキャラ(夫婦)では、「フグ田マスオ・フグ田サザエ(サザエさん)」(143件)がダントツに。以降、2位「野原ひろし・野原みさえ(クレヨンしんちゃん)」(48件)、3位「磯野波平・磯野フネ(サザエさん)」(23件)、4位「孫悟空・チチ(ドラゴンボール)」(14件)、5位「バカボンのパパ・バカボンのママ(天才バカボン)」(6件)が続いた。[図37]
[図37]
※スパークス・アセット・マネジメント調べ
<調査概要>
◆調査タイトル:夫婦のマネー事情と夫婦円満投資に関する調査2020
◆調査対象:ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする
20歳以上の既婚(配偶者がいる)男女
◆調査期間:2020年10月16日~10月17日
◆調査方法:インターネット調査
◆調査地域:全国
◆有効回答数:1,000サンプル
◆実施機関:ネットエイジア株式会社
出典元:スパークス・アセット・マネジメント株式会社
構成/こじへい